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公 道

ル・マン24時間耐久レース、インディ500と並んで世界3大レースのひとつとして数えられ、国家あげての1大イベントとして、また市街地の公道を使用することでも有名なカーレース・・・といえば、F1ファンならずともお分かりでしょう。 その

 モナコグランプリ
  Monaco Grand Prix


の第1回大会が開催されたのが、今からちょうど90年前の今日・1929年4月14日のことでした。


     


モナコのモンテカルロ区及びラ・コンダミーヌ区の超高級カジノやホテルが林立する丘陵を上り下りする公道を閉鎖し、6週間前から整備を行って作られる1周3,340mのコースを78周、走行距離約260kmで争われるこのレース。



当時の公道レースは郊外の田舎道で開催されていましたが、それをモナコの市街地で行おうと画策したのが、モナコGPの主催者でもあるモナコ自動車クラブ(ACM)会長の息子アントニー・ノゲAnthony Noghès 1890-1978)でした。

       

彼はモナコ大公ルイ2世やカジノ経営者らと交渉して協力を取り付けると見事開催に成功。

その功績を称えて最終コーナーに彼の名が冠せられています。
(※上掲コース図の左下)


市街地の公道を使用するためコースは直線が殆どなくカーブが多いこと、またトンネルもあるため平均時速はF1とは思えぬ160kmと低速。


また道路幅が2車線分しかないため追い抜きがなかなかできず、また頻繁なシフトチェンジなど高等テクニックが要求されるため、歴代チャンピオンには過去最多の6勝を挙げたアイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハ(5勝)、グラハム・ヒル(5勝)、アラン・プロスト(4勝)など、超一流ドライバーの名が並びます。

ただ一方で事故やマシン・トラブルが頻発しリタイヤも多い事から、F1初優勝をこのレースで飾るドライバーも少なくないとか。


    


またこのレースの特徴としては、世界中からセレブが観戦に訪れ、街全体が華やかな雰囲気に包まれること。

通常とは違い1日早く木曜日に予選が始まり、休息日となる金曜日にはモナコ大公主催のパーティーがドライバーやチーム関係者をはじめ世界中のセレブが出席して開かれ、土・日に行われるこのレースには、普段人口3万人のモナコに20万人の観客が集まるのですから、そうなるのは当然といえましよう。

更にコース脇にある湾内には豪華なクルーザーが所狭しと係留されますから、他のF1レースとは全く趣が違います。

    

出来れば日本国内でもこんなレースが開催されれば・・・と思いますが、公道を何週間も閉鎖するのは、まず不可能でしょうネ。

私も一度は観戦したいレースなのですが、開催期間中のホテルは価格が跳ね上がり、かつ5~7日通しでの宿泊が義務付けられるそうですから、お金がかかります。

日本からのツアーで木~日通しでの観戦だと、軽く5~60万円はかかるそうですから・・・。


やっぱり金とヒマがあるセレブでないと、テレビ観戦で我慢するしかないようです。


 


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