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V 2

それは、日本中を熱狂させる出来事でした。

今からちょうど10年前にアメリカで開催されていた

 第2回ワールド・ベースボール・クラシック

で、原辰徳監督率いるサムライジャパンが、見事同大会2連覇を成し遂げました。


       


2006年の第1回大会で優勝していただけに、日本国内ではこの大会でもサムライジャパンに対する期待が大きく膨らんでいましたが、北京五輪後だったこともあって中日が選手の拠出を辞退するなど、人選が難航。

それを引きずった訳でもないでしょうが、第1・第2ラウンドでは韓国に敗れるなど、決して順調な勝ち上がりとは言えませんでした。

それでも第2ラウンドで強敵のキューバ、そして準決勝でアメリカを破ったサムライジャパンは、2009年3月23日(現地時間)、ドジャースタジアムで行われた決勝で宿敵・韓国と激突。


日本がリードし韓国が追いかける展開で進んだこの試合は、9回表を終わって日本が1点リード。 

マウンドにエースのダルビッシュ投手が上がった時は、誰もが勝利を確信したはず・・・ですが、何と2つの四球とタイムリーヒットで同点に追いつかれ、まさかの延長戦。


そして10回表、クライマックスが訪れます。

2死2・3塁のチャンスで迎えるバッターはイチロー。

日の丸を背負ったイチローの気迫と、当時ヤクルトの守護神として活躍していた林昌勇投手のプライドのぶつかり合いは、まさに固唾を飲む名勝負でした。


その約6分に及ぶ打席を、是非とも動画でご覧ください。




メジャーリーグでもまず敬遠と思われるこの場面で、林投手は真っ向勝負。


ファウルで粘った後の8球目、勝負球のシンカーを真芯で捉えたイチローの打球は2走者を返すセンター前タイムリーヒット!


強烈なピッチャー返し・・・〝糸を引く打球〟とは、まさにコレ。


ヒット1本で体中の毛穴が開くほど感動したのは、この瞬間以外に私は記憶がありません。


その裏、ダルビッシュ投手は四球を出したものの今度は後続を抑え、日本が5-3で韓国を下し見事にV2を達成したのです。


試合後、敢えて勝負した林投手を非難する声が韓国で上がったようですが、逃げずに日本最高のバッターに挑んだ姿勢はまさに勝負師・・・立派だったと思います。


またイチロー本人も、それまで不調で日本国内からは心配や非難の声も上がりましたが、ここぞという場面でキッチリ仕事をするところは、さすが。

その後体調を崩してメジャー開幕後しばらく試合に出られなかった程のプレッシャーがかかる中、よくぞタイムリーを放ったもの・・・お見事としか言いようがありません。


こんな展開をアニメやドラマで見たら、「そんなワザとらしいこと、有り得ないだろう」 と言われそうな試合が現実に起こるのですから、やはり〝野球は筋書きのないドラマ〟です。


球春到来。


今日から選抜高校野球が始まり、まもなくプロ野球も開幕しますが、あの感動と肩を並べるような試合を是非ファンに見せて欲しいものです。

そして、この時のヒーロー・イチロー選手は、先日日本で行われたマリナーズ対巨人のオープン戦で、45歳とは思えぬレーザー・ビームを披露してくれました。



20日の開幕戦でスタメン出場した彼が、今年再びメジャー・リーグで選手として活躍してくれるのか?

そう期待したのも束の間、一昨日現役引退を表明したのは実に残念!!

さて、彼の代わりにメジャー・リーグで注目を集める日本人選手は、誰?

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