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加減乗除

皆さんは、普段計算する時に何を使っていらっしゃいますか?


私が小学生の頃は、そろばんでした。 


今でも店先で、大きなソロバンをはじいているご年配の方も稀に見かけますが・・・殆どの方は 電卓を使っているでしょうし、最近は携帯電話やスマホを使っている方が多いようですネ。


電子式卓上計算機


これを略して〝電卓〟と言いますが、この単語は正式名称として認定されているんですョ。


世界初の電卓はイギリスで1962年に真空管を使ったモノが発表されていましたが、その2年後・・・今から55年前の今日・1964(昭和39)年3月18日に、早川電機(現・シャープ)が世界初の商用化製品としてオールトランジスタ電卓CS-10Aを発表したのです。

(※同日にソニーも電卓開発を発表していますが、こちらは試作品段階でした。)


           
                  
早川電機 CS-10A


同年6月に発売されたこの電卓は20桁もあり、それまでの電動式のものに比べて計算速度が早く、騒音・振動がないのが特徴だったそうです。


とは言え、加減乗除の四則・・・すなわち [+・-・×・÷] しか出来ないのに重量が25kg もあり、しかもその価格が535,000円!


当時は乗用車1台が買えるお値段だったとか。驚き顔    


    


さすがにこんな高価な電卓を個人で買った人は殆どいなかったでしょうが、それでも人気を博したそうな。

その後の開発競争は凄まじく、トランジスタ → IC → LSI へと半導体の発展とともに軽量・小型化、低価格化が急速に進みました。


1970年前後には〝電卓戦争〟なんて呼ばれた時期もありましたが、中でも画期的だったのは、同じカシオが1972年に発売した『カシオミニ』。

サイズは従来製品の1/4以下で、価格1/3以下12,800円。

当時流行っていたボウリングの計算用に開発されたこの製品は 「答え一発、カシオミニ」 のCM効果も相まって大人気を博し、発売後10ヶ月で100万台を販売。


多くのメーカーが市場から撤退する程のインパクトがありました。


        カシオミニ


電卓が正式名称になった、今からちょうど40年前の1979年・・・私が大学生時代に野球でブラジルに遠征した際には、手土産で持って行った乾電池式の電卓が非常に喜ばれたことをよく憶えています。笑2


また、クレジットカードと同じ大きさの極薄電卓を見た時は、「とうとうここまで来たか」と、本当に驚いたものです。


現在は用途に合わせて関数計算や分数計算が出来るものなど、様々な電卓が出回っています。


確かにそれらが便利なツールであることは間違いないのですが。子供の頃 「ご破算で願いましてぇは~・・・」 なんて、そろばん教室に通ってパチパチやっていた頃の方が、はるかに脳ミソを使っていたように感じるのは、私だけ?

現に麻雀の点数計算を暗算でスラスラ出来たのは、そろばんを習っていたから。


「利便性が増す程、人間の能力は退化する」 というのが私の持論ですが、やはり子供の頃は敢えてそろばん使わせた方が良いのかも・・・。



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