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幼児教育

毎月12日は、語呂合わせから 『育児の日』 なのだそうです。

でも親御さんにとって、育児は毎日24時間休みなしですょネ。

小さなお子さんの子育てに日々奮闘しているお父さんやお母さん、また将来子供を持つ予定のカップルに、今日はソニーの創業者・井深大氏の著書 『幼稚園では遅すぎる』 から、育児のヒントを2つ程抜粋・編集にてご紹介させていただきます。

          ◆     ◆     ◆     ◆

今でも、心理学者や教育学者の中には、生まれたての赤ん坊に教育という意図的な躾を行うのは罪悪である、という説を唱える人が少なくありません。

小さな頭の中にいろいろなことを押し込むのは、子供をコセコセした性格に育ててしまうだけだ。

幼児期は、育つがままに放置するのが自然で良いというのです。

中には、子供の勝手気ままさえも、自然であるかのように思っている人もいるようです。

世の母親の多くも、この説に従って〝自然放任主義〟を自画自賛しているようです。 それで、自分か物分かりが良くて優しい、しかも進歩的な母親だと安心しているのです。

ところが、いざ子供が幼稚園や小学校に入るようになると、その放任主義をあっさり宗旨替えしてしまいます。

それまでは赤ん坊だからと、したい放題の我が儘を許していたくせに、もう幼稚園児だから、小学生だからというわけで、厳しい躾と教育を始めます。

やさしい母親が、突如として恐ろしい教育ママに変貌するのです。

こうした考え方が、全く母親のひとりよがりなのです。


むしろ幼児期にこそ、真の教育ママであって欲しいし、また教育ママであることの効果が期待できるのです。

私は〝厳しく〟する時期と〝自由に〟する時期を取り違えた母親が、世に非難されたり揶揄されたりしている、いわゆる教育ママだと思っています。


幼児の間にこそ、やさしくしかも厳しく鍛え、自我の芽生え始める3歳以降は、次第に子供の意志を尊重していくべきなのです。

親の干渉は、極端に言えば幼稚園以前に終わっているべきです。

それをしないでおいて、子供が幼稚園に行くようになってから、いろいろな干渉を加える・・・これではせっかくの子供の才能を殺して、いたずらに反抗心を植え付けるだけというマイナスの効果しか生みません。

       

ソニー厚木工場には、2~3歳の幼児を持った共働きのお母さんのために、幼稚園が設けられています。

先日、ここで園児を対象に、どんな音楽が好きかを調査したところ、実に意外な結果が出ました。

幼児が一番興味を示したのは、なんとベートーヴェンの交響曲第5番『運命』だったのです。

テレビで朝から晩まで流している歌謡曲は2番目に人気があり、模様時のための音楽といわれている同様は、もっとも人気がありませんでした。

私はこの結果に、非常に興味を覚えました。

私たち大人が、少なからず敬遠している高度なクラシック音楽を、子供たちは一番面白いというのです。

幼児には、生まれた時から複雑なシンフォニーを理解できるだけの音楽的感覚が備わっているのでしょうか?


ある実験によれば、生後5ヶ月の赤ん坊でも、ビバルディの協奏曲が分かるそうです。 そういえば、私の友人の娘さん夫妻から、こんな話を聞いたことがあります。

クラシック音楽好きのこのご夫妻は、赤ん坊がうまれるとすぐ、1日に数時間、バッハの無伴奏チェロ組曲の2番を聞かせました。

3ヶ月ほど経つと、赤ん坊はバッハの組曲のリズムに乗って躍動するようになりました。

極が終わりに近づきリズムが激しくなってくると、躍動も大きくなり、局が終わると不機嫌になるのだそうです。

むずがったり泣いたりしている時でも、この曲をかけると途端にご機嫌になります。

ところがバッハの組曲の代わりにジャズをかけたところ、大声で泣きだしたというのです。

この話を聞いて、私は生後3ヶ月の赤ん坊でも、バッハの組曲が分かるのかと、あらためて幼児の音楽的感覚の素晴らしさに目を見張りました。

クラシック音楽が全て良いとは申しませんが、複雑なシンフォニーを感覚的に理解できる能力は驚異です。

これまでの日本人が西洋のクラシック音楽に馴染めなかったのは、幼児期に童謡や歌謡曲ばかりを聴かされたためではないでしょうか。


          ◆     ◆     ◆     ◆


私自身クラシック音楽鑑賞やピアノを弾くのが趣味ですが、それはオフクロがモーツァルト好きで、いつも彼の作品を聴いていたことと無縁ではないと思います。

井深氏の著書のタイトル通り、子育ての勝負は3歳まで・・・幼稚園に入る前なのかもしれません。

この書籍は50年近く前に出版されましたが、

★おもちゃを与え過ぎると傲慢な性格になる。
★整理され過ぎた部屋は子供の成長を妨げる。


等々、その内容は現代でも十分通用するものだと思います。

また井深氏は、この著書の中で幼児教育における母親の役割の大きさを盛んに説いていらっしゃいますが、この点についても私は大いに賛同したいところ。

初動教育・躾を怠ったり間違えた結果、現在企業を悩ませているバイト・テロが起きている・・・私には、そう思えてなりません。

これから子供作りを考えていたり、赤ちゃんがいるご夫妻には、是非ご一読をお勧めします。


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