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体 裁

人間誰しも間違いを犯しますが、それによって他人に迷惑をかけたり不快な思いをさせたなら謝罪するのが当たり前。

しかしそのやり方を間違うと、一層苦境に陥る場合があります。

そんな典型的な事例が、最近立て続けに起きました。

まずは、マクドナルド。

異物混入が相次いで発覚したことで、同社は今月7日に担当役員が謝罪会見を開きましたが、その内容に不信感・不満を持った方は多かったのではないでしょうか?

私自身、今まで外食したり買ってきた食材に髪の毛やビニールが入っていたことは数回ありましたが、特に気にもしませんでしたしクレームをつけたことはありません。


そういうことは、有り得ると思っていますから。

しかし人の歯が混入していたら、さすがにスルー出来ないでしょう。

会見ではこの件に関して原因の特定が出来ないと言明していましたが、私がこの会見は同社のイメージを更に悪くしたと思ったのは、記者から 「こういった異物混入について公表するかしないか、社内規定はあるのか?」 と問われて、

「規定はあるが、社外秘なので公表できない。」

と答えた事。

唯でさえ半年近く前の異物混入が発覚した中で、よくまぁ平気でこんなことを言ったものです。

おそらくそんな規定などないのでしょうし、過去何件もの異物混入を隠蔽してきたのは明らか。

(私は以前からマクドナルドは利用していないので断言できませんが)この会見以降同社の各店舗ではお客さんの数が減った、と多くの方がネットで発言されています。

もしそうだとしたら、異物混入そのものに加えてこの不誠実な会見にお客さんが失望したことも大きかったのでは? と思います。

ゴキブリ1匹の混入で全工場の操業を停止して原因究明・改善対策を行なったペヤングのまるか食品と、片や原因不明のまま営業を続けるマクドナルド・・・消費者がどちらに信頼感を持つかは明らかですネ。

それからもうひとつは、サザン・オールスターズの桑田佳祐さんと所属先のアミューズが連名で昨日出した謝罪文。


紅白歌合戦に出演しチョビ髭姿でヒトラーの真似をするなどかなり際どいパフォーマンスをしましたが、私が許せなかったのは紅白直後の年越しライブで2ヶ月前に授与した紫綬褒章をお尻のポケットから裸で取り出して見せびらかしたばかりか、それをオークションにかけるかのような行為に及んだこと。


         

こういう勲章の扱い方は、授与した天皇陛下はもちろんのこと、同じ受勲者をも愚弄する行為であり不敬だと私は思います。

同様の批判がネット上で噴出し、アミューズ本社前で抗議行動が起こされたことで彼らが取った対応策は、同社のオフィシャルサイト謝罪文を掲載するというものでした。 
(※その全文は、こちら 


       < http://www.amuse.co.jp/saslive2014/
>


内容については人それぞれ感じ方が違うと思いますが、私には彼らが真に反省しているとは思えません。

(個人的には、一連の彼のパフォーマンスは明確な意図を持っての確信犯だと思っていますし。)

そもそも、謝罪文の掲載だけで済まそうという姿勢が問題では?

一般社会常識として、何か不祥事・不手際を起こした時に、迷惑をかけた相手先にメールやFAXで謝罪文を送って済ますなんて有り得ないでしょう。

今月フランスで風刺画がきっかけで起きたテロ事件もそうですが、いくら〝言論・表現の自由〟があるとはいえ、多くの人々が崇拝したり敬意を払う人や物を公の場で侮辱・愚弄することは許されない、と私は思います。

私はサザンの芸術性を否定しませんが、勲章の扱い方は50歳過ぎた大人の振る舞いではないでしょう。

両者の謝罪が受け入れられない共通点は、マクドナルドは社長が、そしてサザンに関しては桑田さん本人が会見等で自ら語っていないこと。

本当は反省していないのにマスコミやネットで批判に晒されたため慌てて謝罪の体裁を取り繕った感が滲み出ていることだ、と言えますまいか?

両者とも、この稚拙な対応で多くのファン離れを起こすかも・・・代償は高くつきそうです。


あらためて、私はこう思います。

〝人間や組織の本性は、苦境に立たされた時にこそ露見する〟と。うー



以って他山の石としなければ・・・。




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