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年 輪

現在はコンビニでも普通に売っていますが、私が子供の頃は中々口にすることが出来なかった洋菓子・・・といえば、


 バウムクーヘン


ドイツ語の 【Baum=木】 と 【kuchen=ケーキ】 の合成語で、心棒に生地を薄く塗って満遍なく円形に焼き上げながら何層も上塗りするという、出来上がるまでに大変時間と手間がかかるお菓子。


今はどうか分かりませんが、一昔前は結婚式の引き出物としてよくいただきました。


       バウムクーヘン


これを日本で初めて作ったのが、第一次世界大戦の捕虜として日本に移送され、開放された後もそのまま日本に残留していたドイツ人の


  カール・ユーハイム (1886-1945)

  Karl Joseph Wilhelm Juchheim


ドイツのカウプ・アム・ラインに生まれた彼は、国民学校卒業後に夜間職業学校に通いつつ、菓子店で修業。

1908年にドイツの租借地だった膠州湾・青島市にある喫茶店に就職し、後に独立して『ユーハイム』という喫茶店を開店。

当時から彼の作るバウムクーヘンは本場ドイツの味にソックリだと評判だったとか。

しかし1914年に第一次世界大戦が勃発すると、ドイツに宣戦布告した日本軍が青島に攻め入り、非戦闘員だった彼も捕虜となり、大阪の収容所に入れられ、その後1917年2月にインフルエンザ予防のため他の捕虜と共に現在の広島市南区似島にあった検疫所に移送。


そして広島県物産陳列館(※現在の原爆ドーム)で開催された捕虜製作品展覧会で彼が製造・販売したのが、今からちょうど100年前の今日・1919(大正8)年3月4日のことでした。


それを記念して3月4日は 『バウムクーヘンの日』 なのだそうです。


※ただし、当時は 『ピラミッドケーキ』 という名で売られたそうですが。


名前からご推察の通り、彼は現在有名洋菓子メーカーである 『ユーハイム』 の前身であった喫茶店 『JUCHHEIM'S 』 の創業者であり、他にも日本で初めてマロングラッセを販売したことでも知られています。


      


子供の頃に直径20cm以上はあろうかというバウムクーヘンをいただいた時は、ナイフで切り込みを入れると表面に模様が出るのが面白くて、


(どういう風に切り込みいれれば、綺麗な縞目が出るんだろう?)


と、食べるのをそっちのけで斜めに切ったり、ギザギザに切れ目を入れたり・・・で、せっかくのバウムクーヘンを細切れにして親に叱られた思い出があります。


先日所用で某デパ地下に行ったら、長蛇の列が。


何の行列?・・・と先頭の方を見たら、何とバウムクーヘン屋。


名前もズバリ 『ねんりん家』 。


その時は時間はなかったのでスルーしましたが、このお店のバウムクーヘンって、そんなに美味しいんですか?


召し上がった経験のある方、是非感想をお聞かせ下さい。

すっかり激辛党員になった私は、もう口にする機会はなくなりましたが、もし皆さんが絶賛されるようであれば女王様への貢ぎ物として並んででも買いたいと思いますが・・・。あせあせ


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