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特 撮

私が子供の頃、胸をときめかせながら見ていたTV番組・・・『ウルトラQ』『ウルトラマン』 シリーズ。


これらの制作を一手に引き受けてたいたのが、昭和世代の方ならご存知であろう、


円谷 英二  さん

今日は、世界的にその名を知られた〝特撮の神様〟の命日・五十回忌にあたります。


         


円谷 【本名:圓谷 英一(つむらや えいいち)】 さんは、1901(明治34)年に福島県の須賀川町で糀(こうじ)を扱う商家の長男として生まれました。

(1964年の東京五輪のマラソンで銅メダルを獲得した円谷幸吉選手も、同じ須賀川出身。)

3歳の時に19歳の母親が次男を出産後に亡くなってしまい、婿養子に入った父親が離縁させられたため、彼は祖母に育てられました。

そんな辛い幼少期を過ごしたにもかかわらず学業は大変優秀だったという彼は、飛行機のパイロットに憧れて模型飛行機作りに没頭する傍ら、10歳の時には鑑賞した活動大写真に触発されて手製の巻紙映画を作ったりする器用な子供だったとか。


上京後、飛行機への憧れが絶ち難く家族の反対を押し切って日本飛行機学校に入学したものの、同校が所有していた唯一の飛行機が墜落事故を起こし教官も死亡したことで活動を停止したため、退学を余儀なくされます。


その年神田の電機学校(現・東京電機大学)に入学する傍ら、学費の足しにするため叔父の知り合いが経営する内海玩具製作所の考案係嘱託となった彼は、自動スケートや玩具電話を発明して多額の特許料を手にします。

そしてそのお祝いで職工たちを引き連れて花見に出かけたことが、彼の運命を決定づけました。

酔った職工たちが隣に陣取っていた人々と喧嘩になり、彼が止めたのですが・・・喧嘩相手の天然色活動写真株式会社の枝正義郎社長が、その仲裁ぶりに感心して彼を誘ったのです。


-orphan;">その誘いに乗った彼は映画界に入り、カメラマンとして実績を積んでいきました。


創意工夫を重ね、様々な新しい撮影法を編み出した円谷氏にとって大きな転機が訪れたのは1933年、アメリカ映画 『キングコング』 を観た時の事。


その斬新な撮影技術に衝撃を受け、以来特殊撮影の研究に没頭していく円谷さんは、「戦中に戦意高揚映画を作った」 として公職追放に遭うものの、再び映画界に復帰。

1963年に東宝との専属契約が切れた彼は、自ら『株式会社円谷特技プロダクション』 を立ち上げ、テレビ界に進出して数々の名作を手がけたのです。


1966年に放送が開始された『ウルトラQ』 (※当初は別タイトルでしたが、東京五輪・体操種目の〝ウルトラC〟にヒントを得てこのタイトルに変更) は、TBS幹部の不評とは裏腹に初回から34.4%という高視聴率をマーク、一躍〝怪獣ブーム〟を巻き起こしました。


私もオープニングで渦巻きがグルグル回ってウルトラQのタイトルが出る場面・・・今からすれば単純なんですが、子供の頃に感じたオドロオドロしさと相まって、はっきり記憶しています。(↓)



その翌年から始まった 『ウルトラマン』 も、最高視聴率42.8%を叩き出すなど大ヒット、社会に長らく定着するキャラクターとなりました。


私が通った小学校の運動会では、入場行進曲が、『ウルトラセブン』 でしたし・・・。


当時はCG技術など存在せず作ったセットを壊す形の特撮だったため、現場では失敗が許されるような甘い空気はなく、常に緊張を強いられる過酷な環境だったそうですが、円谷氏は常ににこやかで、よくスタッフを連れて飲み歩き、若手からは〝オヤジ〟と呼ばれ、慕われていたそうです。


    


常に新しいものに興味を失わず、技術革新に精力的だった半面、ゴジラに〝シェー〟をさせるなどのサービス精神、というか茶目っ気もたっぷりだったとか・・・。

そんな円谷さんが気管支喘息の発作に伴う狭心症で亡くなったのは、1970年(昭和45年)1月25日・・・68歳でした。


彼が立ち上げた円谷プロは現在バンダイの子会社となっていますが、創業者の精神を受け継いで、是非また子供に夢を与える作品・キャラクターを生み出してもらいたいものです。


男のお子様・お孫さんをお持ちのお父さん・おじいちゃん・・・円谷さんに敬意を表しつつ、今日は是非スプーン2本を手に、スペシウム光線と〝シュワッチ!〟を伝授しようではありませんか!


また今年、円谷さんの生誕地・須賀川に 『円谷英二ミュージアム』 がオープンするそうですので、特撮ファンの方は是非足をお運び下さい。


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