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鬼 畜

凶悪事件が毎年のように起きる現代、今から17年前の今日起きた

 三島女子短大生焼殺事件

をご記憶の方は、殆どいないかもしれません。

しかしこの事件の判決は、当時非常に注目を集めました。


2002(平成14)年1月22日、19歳の女子短大生Yさんは午後11時前にバイト先であるJR三島駅前の居酒屋を出て、自転車に乗って自宅に向かっていました。

その同じ方向を自動車で走行していた犯人の服部純也(当時30歳・以下H)が彼女を見かけ、「若くてかわいい」と思い声をかけますが、Yさんは無視。


                  


しかし彼女と関係を持ちたいと思ったHは自動車で先回りして待ち伏せ、自転車の前に立ちふさがって自転車を止め、抵抗し逃げようとした彼女を車の後部座席に押し込んで「殺すぞ」と脅して強姦。

ぐったりしたYさんを乗せたまま車で三島市内に戻ると、通報を恐れたHは実家に立ち寄って玄関先に置いてあった灯油入りのポリタンクを見て、彼女を焼き殺すことを決意。

三島市内の道路工事現場で、粘着テープで口を塞ぎ両手首を縛った彼女に灯油を書け、火を点けて焼殺したのです。

        

30分後通行人から通報があり、事件が発覚。


指紋から身元が判明すると共に、粘着テープの痕跡が衣服に残っており、灯油やライターなどが現場に残されていないことから、静岡県警は生きたまま火を点けた殺人事件と断定。


捜査の結果、事件から5ヶ月経過した6月23日、DNAが事件現場の遺留物と一致したことから、当時事件から2日後に起こした自動車の当て逃げで有罪判決を受け刑務所に服役していたHを容疑者として逮捕。

Hは事故後に事件で使用した自動車を廃車・解体処分にしていたものの、供述を二転三転させたものの、最終的に犯行を自供。

静岡地検は2002年9月にHを殺人・逮捕・監禁で起訴し、死刑を求刑。

しかし静岡地裁が2004年1月に下した判決は、無期懲役でした。

死刑を回避した理由として、裁判長は


◆ 殺人など人を傷つける前科がない

◆ 周到な計画に基づく犯行ではない

◆ 幼少期の劣悪な生活環境で育った
◆ 反省している


点を挙げました・・・が、これって裁判所や弁護側が死刑回避するための常套句と言えるのでは?


劣悪な環境で生まれ育った人は世の中に沢山いますが、その大半はそれに負けず立派な社会人として暮らしているはず。

それに比べ、Hの幼少期からの犯歴は

◇ 中学3年生の時、窃盗・非行で初等少年院送致
◇ 仮退院後鉄筋工として働くも、17歳の時に再び窃盗等の非行で中 

  等少年院送致
◇ 仮退院後、土木作業員等をするも窃盗で保護監査処分。
◇ 20歳の時に覚せい剤取締法違反・道交法違反で懲役1年6ヶ月・行猶予4年の有罪判決
◇ 執行猶予期間中だった23歳の時に仲間と共謀して自転車に乗っていた男性を脅し、木刀で頭を殴ってケガを負わせ現金5千円を奪う強盗傷害事件を起こし服役。

そして仮釈放から約7ヶ月後に、この凄惨な事件を起こしたのです。

こんな筋金入りの極悪人が反省・更正するしきつね私には到底思えません。

判決を不服とした検察・弁護側双方が上告しましたが、東京高裁は
「被害者には何ら落ち度はなく、犯行の動機は誠に身勝手で、殺害方法も残虐極まりなく、冷酷、非情」だとして死刑判決。


弁護側はこれを不服として控訴したものの、2008年2月に控訴を棄却し、翌月に死刑が確定。

それから4年余り経った2012年8月に死刑が執行されました。

事件から10年を経過して、やっと被害者Yさんとその遺族の無念は晴らされたのです。

さて冒頭この裁判が注目されたと申し上げましたが、それは被害者が1人かつ営利誘拐などの経済的利欲目的でない殺人事件で、過去に殺人を犯したことのない被告に死刑判決が言い渡されたから。

しかし私を含め多くの方は、そんなことが死刑回避の理由になるとは思わないでょう。

人ひとりの命を奪ったなら自らの命を以って償うのは、平等の権利を謳う憲法の理念から考えれば当然のこと。

この事件以降、死刑判決が増加傾向にあると言えますが、執行を待つ死刑確定囚が現在100名以上もいます。

刑事訴訟法では、死刑判決確定後半年以内の執行が義務付けられているのですから、歴代法務大臣の怠慢以外の何物でもありません。

人権云々を言うなら、むしろ毎日 「今日執行されるのか?」 という恐怖感を長期間与え続けることの方が非人道的では?

8割以上の国民が死刑存続を望み、またその理由のひとつとして凶悪犯罪の抑止力を挙げている以上、冤罪の可能性がないならば法に則って粛々と執行すべきだと私は思うのですが、皆さんは如何お考えでしょうか?


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