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Teddy

アメリカで歴代大統領の人気投票をすると、第1位・ワシントン、第2位・リンカーン、第3位がF・ルーズベルトと、この3人は不動のベスト3なのだそうですが、実はその次の第4位もほぼ固定されているそうな。

では、その根強い支持を集めている大統領とは、誰でしょう?

ヒントは、F・ルーズベルトの縁戚に当たる・・・と言っちゃったら、もうお分かりですょネ。


今日は20世紀初頭の日本と深い関わりがある、その第26代大統領、

 セオドア・ルーズベルト
    Theodore Roosevelt


の命日・没後100周年にあたります。

       


ルーズベルトは、1858年に資産家・篤志家のセオドア・ルーズベルト・シニアと、『風と共に去りぬ』 の主人公スカーレット・オハラのモデルと言われた美貌の母・マーサの間にできた4人の子供の2番目(長男)としてニューヨークに生まれました。
(※彼の祖先はユダヤ系オランダ人の移民)

子供の頃から病弱で喘息持ちだったという彼は、読書や博物学が大好きで、9歳の時に 『
昆虫の博物学』 という論文を体系化したという、明晰な頭脳の持ち主だったとか。

そんな彼の心身を鍛えようと、父親はスポーツを勧めてボクシングをやらせたり、家族と共にヨーロッパや中東旅行に連れて行ったそうですが、それは後に彼の人生に大きな影響を及ぼしました。

ボクシングで殴られたことが原因で1908年に失明したり、大統領の座を退いた後は南米を探検したりアフリカ旅行でハンティングなどを楽しみましたから・・・。


ハーバード大学を卒業した翌年の1881年、23歳という史上最年少でニューヨーク州の下院議員に選出された彼は、1884年には出産直後の妻と最愛の母を何と同じ日に亡くすという不幸に見舞われます。


そのショックで数年間ニューヨークを離れひとりノースダコタの農場で暮らした彼は、1886年にイーディス・カーロウと再婚。

彼女との間に5人の子供をもうけました。

安定した家庭を持ったことで精神的に立ち直りニューヨークに戻った彼は、帰郷して市警察部長を任命されると、警察内部の腐敗と戦って名声を得て海軍次官に。

その在任中に米西戦争が勃発すると、海軍を辞し今度は陸軍士官としてキューバで自ら組織した第一合衆国義勇奇兵隊(ラフ・ライダース)を率いて勇猛に戦いました。

戦後ニューヨークの警視総監や州知事として活躍した彼は、その名声を以って1900年には共和党の副大統領候補として大統領選に臨み、見事当選。

そして翌年9月、W・マッキンリー大統領が暗殺されたことで、彼はそれまでの史上最年少となる42歳10ヶ月で第26代大統領に就任。


在任中、内政的には独禁法の制定などで巨大企業を規制する一方、対外的には「大口を叩かず必要な時だけ力を振るう」〝棍棒外交〟を展開。

パナマ運河の完成を支援し、またロシアの極東進出を抑えるために日露戦争停戦の仲介を行い、その功績により1906年にはアメリカ人として初めてノーベル平和賞を受賞。

ルーズベルトは、アメリカ人で初めて柔道の茶帯を取得する程の
親日家でした。


また東郷平八郎元帥が読み上げた聨合艦隊解散之辞に感銘し、英訳文を自軍の将兵に配布したり、忠臣蔵の英訳本も愛読していたとか。

しかしそんな彼も、日露戦争後に力をつけてきた日本を徐々に警戒するように。

またインディアンに対しても歴代大統領の絶滅政策を支持するなど、人種差別傾向がうかがえます。

F・ルーズベルト大統領も人種差別主義者として有名ですが、それはセオドアを見習ったのか、それともルーズベルト一族のDNAなのかは定かではありません。

妻と(前妻との子を合わせ)6人の子供らと共にホワイトハウスに住んだ彼は圧倒的な人気で再選を果たし、在任中は彼の愛称がそのままつけられる〝テディ・ベア〟のエピソードなどを残して、2期7年半にわたる大統領の職務を全うしました。


       


※テディ・ベアに関する過去記事は、こちら。(↓)



その後次期大統領に指名した親友ダフトが自分の政策を引き継がないことに腹を立て、1912年の大統領選に自ら革新党を設立して立候補したものの敗北。

政界引退後も世界中を探検や旅行で回るなど精力的に動き回りましたが、第一次世界大戦に参戦した末っ子のクェンテインが撃墜死を遂げたことが彼を大きく失望させ、旅先でマラリアに罹って以降体調を崩した彼は、1919年1月6日に60歳でこの世を去りました。


ラシュモア山にある有名な4名の大統領の彫像にその1人として顔が残されている程アメリカ人には人気のある大統領ですが、彼の登場は果たして日本にとって良かったのか悪かったのか?・・・その判断は、皆さんにお任せします。


       

ところでどれがテディか、一目で分かります・・・ょネ?あせあせ


分からない方は、こちらをクリック! (↓)

  https://ameblo.jp/warmheart2003/entry-12316430044.html


 

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