FC2ブログ
ヒット

毎週、いや毎日のように新しい楽曲がリリースされ、テレビ・ラジオなどで私たちの耳に入ってきますが、その中から人気が出るのは一握り。

どんな曲がヒットしているのか?・・・それが簡単に分かるソースが、いわゆるヒットチャート。

音楽業界においては複数のヒットチャートが発表されていますが、その中で最も権威のあるといわれるのが、音楽雑誌 『ビルボード』 が発表する

 Billboard Hot 100

ですが、同社が初めてこの原型となるヒットチャートを発表したのが、今から83年前の今日・・・日本でいえば二・ニ六事件が起きる2ヶ月前のことでした。


1894年に、シンシナティでウィリアム・H・ドナルドソンとジェームズ・H・ヘネガンによって創設された『ビルボード・アドバタイジング』誌は、3年後に『ビルボード』と改称。

※ビルボードとは、広告看板の意味。


        

                   創 刊 号


当初はサーカスや移動遊園地を取り上げていましたが、次第に音楽関係の記事が増えた同誌では、1936年1月4日に全米のジュークボックスで流れたヒット曲を一覧表にして発表。

そして1940年7月27日号に、独自の集計によりヒット曲のチャートを掲載したのです。

 

1958年8月からは、現在まで続いている前述の〝ホット100〟というシングル・チャートに。

※ アルバムは、〝ビルボード200〟という別チャートで発表。

日本では、オリコン・チャートが最も権威があります(同チャートが正式にスタートしたのは今から51年前の今日・1968(昭和43)年1月4日・・・ビルボードと同じ日なのは偶然?)が、これはCD売上のみで集計されたもの。

それに対して、ビルボードはCD売上の他にダウンロード数、ラジオでのオンエア回数、更には最近ではYouTubeでの再生回数やツイート数など、複数の情報を取り入れているのが特徴。

個人的には、ビルボード誌の集計方法がより世情にマッチしていると思うのですが、それにはそれで問題が。

というのは、その複数の情報の比重のかけ方によって、ランキングが大きく変動するから。


  


同誌における集計方法は何度か変更されているそうですが、特に1991年にそれまでのエアプレイ重視(エアプレイ75%・セールス25%)から、セールス重視(エアプレイ60%・セールス40%)にシフトしてからは、急にヒップホップやR&Bなどのブラック・ミュージックが上位を占めるように。

これはアルバムよりシングル志向が強い黒人の影響が色濃く反映されたから。


この辺り、新聞やテレビ局が行う世論調査と同じで、質問の仕方や年代層で回答が大きくブレるところと似ています。

単にランキング結果だけを見て、その曲がヒットしていると考えるのは早計かも。

やはり音楽は、自分の耳で聴いて良いと思った曲が一番・・・なんて言ったら、身も蓋もない?あせあせ


              人気ブログランキング

スポンサーサイト



コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック