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第5番

クラシック音楽で知っている曲は、何? と問われれば、きっと多くの方がこの作品名を挙げることでしょう。


 〝 運 命 〟


そう、ベートーヴェン作曲の交響曲第5番 ハ短調 作品67。


この彼の代表作がウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で初演されたのが、今から210年前の今日・1808年12月22日・・・日本では間宮林蔵が樺太を探検していた頃の事でした。


この曲のスケッチをベートーヴェンが始めたのは、以前拙ブログでご紹介した交響曲第3番 『英雄』 完成直後の1804年から。


 ※『英雄』に関する過去記事は、こちら。(↓)   



ベートーヴェンにとっては、歌劇 『フィデリオ』、ピアノソナタ 『熱情』、ラズモフスキー弦楽四重奏曲などを次々と生み出した脂の乗った時期であり、交響曲第6番 『田園』 と並行して作曲を進めました。


       

           スケッチを始めた頃のベートーヴェン


そして初演は、その 『田園』 交響曲を始めミサ曲など数作品の初演と共に行われたのですが、聴衆は暖房のない劇場で延べ4時間以上も寒さに凍え、更にソリストの急なトラブルや他曲の不手際も重なって、散々の評価だったとか。


ちょっと欲張り過ぎたのかもしれません・・・がしかし 『運命』 の評価はすぐに高まり、多くのオームストラがレパートリーに加え数多く演奏されるように。


おそらくクラシック音楽のレコード・CDの売り上げ枚数・種類とも最多なのではないでしょうか?


        

                    ベートーヴェンの自筆譜


と同時にブラームス・チャイコフスキー・ブルックナー・マーラーなど他の作曲家にも大きな影響を与え、(ブラームスを除く)彼等にとっても〝第5番〟は特別な意味を持ったようで、傑作が多いのも特徴。


ところで、この曲の 『運命』 という表題はベートーヴェン自身の命名ではありません。


弟子のアントン・シンドラーが 「冒頭の4つの音は、何を意味するのか?」 とベートーヴェンに尋ねたら、 「運命は、このように扉を叩く」 と答えた、という逸話に基づいている・・・と言われていますが、シンドラーの著作には虚偽の記述が多く、真実とは言い難いんですけどネ。    


    


さて、その冒頭のダダダダ~ンは 『笑点』 の大喜利にも時々使われるくらいポピュラーなフレーズですが、シンプルであるが故に最も指揮者の解釈・演奏の違いが際立つ部分でもあります。


その冒頭部分だけを著名な指揮者ごとにまとめた映像がありますので、是非聴き比べてみてください。




・・・テンポや音の引っ張り方がそれぞれ違っていて、面白いでしょう。


私はカラヤン・ファンなのですが、意外と 『運命』 に関してはテンポが速過ぎて、あまり好きになれないんですけどネ。あせあせ


一般的には1947年のフルトヴェングラーの演奏が名演として有名ですが、皆さんはどの指揮者の演奏がお好みですか? 


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