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計 算

まもなく2018年も終わり・・・ということで、今日は年末年始にかけて何か良い映画を楽しみたい方、特に女性にオススメの作品

    『ドリーム』
  (原題:Hidden Figures


をご紹介します。

       

同作は、ソ連と熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていた1960年代初頭のアメリカ航空宇宙局(NASA)・ラングレー研究所で、ロケット飛行に不可欠な〝計算〟を行う頭脳明晰な3人の黒人女性が、男性社会の中で人種差別に苦しみつつも活躍する物語。


2016年に公開されたものの日本ではあまり注目されませんでしたが、全米チャートで11週連続トップテン入りし批評家たちからも高い評価を得て、アカデミー賞3部門にノミネートされた秀作です。

主演はTVドラマ 『パーソン・オブ・インタレスト』 や 『Empire 成功の代償』 でお馴染みのタラジ・P・ヘンソン、アカデミー助演女優賞を獲得したオクタヴィア・スペンサー、更に昨年アカデミー賞助演男優賞を獲得したマハーシャラ・アリやケビン・コスナーが脇を固めるなど、実力派俳優がズラリ。


    

そしてこのストーリーは、実話を基に制作されていますので、ケネディ大統領や当時のニュース映像などが織り込まれ、リアルに展開して行きます。
(と言っても、実際のNASAは映画で描かれている程人種差別は酷くなかったそうですが・・・。)

従って、ストーリーの中心となる3人の女性は、実在しています。(↓)


    

私自身アポロ計画を含めた米ソの宇宙開発競争に関しては過去何回もブログ記事にしてきましたが、IBMのコンピューターに匹敵する程能力の高い女性の計算チームが存在していたことは、この作品を観るまで知りませんでした。 

主人公の一人・マリーが白人だけの学校入学を目指して判事に掛け合うシーン、またキャサリンが男性陣の前で見事に計算式を書きなぐって彼らを唸らせる場面、またアメリカ人初の地球周回軌道の飛行に挑むジョン・グレンが、発射直前に

「コンピューターは信用できない」

と言ってキャサリンに検算を依頼し、部署を異動させられていた彼女が手計算して確認したことを聞いた彼が

「やっぱり頼れるのは人間です。」

と言い、それにコスナー演じる責任者が、

「キャサリンは金属の塊より計算がうまい」

と答えたシーンは、少なからず感動しました。


派手なアクション場面などない作品ですが、大変見応えがありますので、是非ご家族でお楽しみください。

 ※予告編は、こちら。



最後に、そのモデルとなった主役の一人、キャサリン・G・ジョンソンさんについて。

彼女は1918年にウェスト・バージニア州で生まれた、アフリカ系アメリカ人。

子供時代から数学に特異な才能を認められた天才少女で、14歳の時にウェスト・バージニア大学に入学し、博士号を取得後NASAの前身・NACAに入局。

アポロ計画などの宇宙計画で計算プログラムを担当し、その功績を称えられて97歳だった2015年にオバマ大統領からアメリカ最高位の〝名誉勲章〟を授与されています。

そして今年8月に100歳の誕生日を迎え現在もご健在の、まさにスーパー・レディー。

       

彼女の写真を見て、「アレッ?」 と思った方、いらっしゃると思います。

そう、黒人という割には肌が白いですょネ。

実は彼女、厳密には実は白人とインディアンと黒人の混血なのだそうです。

ま、この際そんな細かい事は気にせずに、映画をお楽しみください。
あせあせ


※今後テレビでも以下の放送予定があります。

 スターチャンネル3 12月19日(水) 午前9時45分~

 WOWOWシネマ   12月25日(火) 午前6時30分~
 スターチャンネル2 12月29日(土) 午後9時00分~
 WOWOWプライム   1月 2日(水) 午前6時00分~


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