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383

タイトルの数字だけで今日の話題が分かる方は、かなりのプロ野球通か、阪神ファンでしょう。

今からちょうど50年前の今日・1968(昭和43)年10月8日・・・阪神タイガースの若きエース、


 江夏 豊  投手


が対中日戦で383個目の奪三振を記録。 


それまでのメジャー・リーグ年間最多奪三振の記録だったS・コーファックス投手の382個を更新し、世界新記録を達成した記念すべき日なのです。


その前年に、大阪学院大学高等学校からドラフト1位で阪神入り。


1年目からストレート一本で12勝・225奪三振を記録していた江夏投手は、後に 〝お師匠さん〟 と慕う林義一ピッチングコーチからカーブを伝授されたことでピッチングの幅を広げ、三振の山を築きました。


結局このシーズンで奪三振〝401〟を記録・・・おそらくこの記録は(少なくとも)日本では破られない〝不滅の記録〟 でありましょう。


        


なぜならば、ローテーションが確立し先発投手が中4~6日で登板する現代では、エースでも年間20~25試合の登板に限られ、しかも完投より投球数管理が優先されているため、江夏投手が活躍した時代とは投球回数が違い過ぎるから。


同年の江夏投手と、昨年の奪三振王だった巨人のマイコラス投手と楽天の則元投手、更にはメジャーリーグの奪三振男 R・ジョンソンの最高奪三振シーズン(2001年)の数字を比較してみると、


     試合数 勝 敗  投球回  防御率   奪三振    1回三振率


江 夏  49  25-12  329   2.13   401    1.219


マイコラス  27  14- 8  188   2.25   187     0.994


則 元  25  15- 7  185   2.57   222    1.195


ジョンソン  35  21- 6  249      2.49   372    1.490


〝ビッグユニット〟ジョンソン投手の奪三振率は驚異的ですが、ローテーションを守っているため江夏投手より遥かに登板数・投球回数が少ないこと、またマイコラス・則元両投手がローテーションをきっちり守った上でも奪三振率は江夏投手に及ばないことが分かります。


(とはいえ一定以上レベルの試合で、ほぼ毎回三振を奪うことがいかに大変なことか・・・野球経験のある方ならお分かりだと思います。)


もしこの記録を破るとすると、先発投手が登板試合毎に15個以上の三振を奪わなければならないわけですから、いかに江夏投手の記録が凄いか、ご理解いただけるでしょう。


その後も1971年にはオールスター戦で9者連続奪三振、1973年には日本球界唯一の延長戦ノーヒットノーランを、自らサヨナラ・ホームランを放って達成。


そして野村監督との出会いから抑え投手への転向に成功し野球界でストッパーの地位を確立するなど、まさに〝記録と記憶に残る大投手〟となりました。


昨今のプロ野球は完全に〝管理化・分業化〟されており、サラリーマンからすれば日常業務の延長戦(?)を見せられているかの如し。


勝つためには仕方のないシステムでしょうが、それだけで視聴率が上がらないことは既に実証されています。


多くのファンが魅せられるプロ野球とは何か?


イケメンの選手も結構ですが、江夏投手や稲尾投手、更には仰木監督など、嘗ての西鉄ライオンズや近鉄バッファローズのような野武士(軍団)たる豪快な選手やチームが現れて欲しい・・・そう願う野球ファンは、私だけでしょうか。 うー


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