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コロラトゥーラ

モーツァルトが作曲した最後のオペラにして、最も人気が高いのが、    


  魔 笛   

 Die Zauberflöte


この作品が初演されたのは、今から227年前の今日・1791年9月30日・・・彼が亡くなる約2ヶ月前のことでした。


この作品は、モーツァルトとは旧知の仲で、ヨーロッパ各地を巡業していた旅一座のオーナー兼俳優だったエマヌエル・シカネーダーの依頼によって創られました。


仕事がなく生活に窮していたモーツァルトを見かねたシカネーダーが自ら書き起こした台本を渡し、モーツァルトが1791年3月から半年間かけて9月28日に完成させ、その2日後に初演されたのです。


会場はシカネーダーが座長を務めるウィーンのアウフ・デア・ヴィーデン劇場で、彼自身が主役のパパゲーノを演じ、モーツァルト自らが指揮をしたそうな。


                          

               パパゲーノに扮したシカネーダー


ストーリーは王子が姫を救出する形で進行しますが、途中で善玉と悪玉が入れ替わるなど、やや辻褄が合わない部分が。


それはモーツァルト・シカネーダー両人がフリーメイソンの会員で、その教義を作品に埋め込んだため。


しかし全体的には堅苦しくなく随所に見せ場があり、約2時間半の公演時間でも観客は大いに楽しめる内容で、初演は大成功。


以後1年間で、100回も上演されたそうです。


この作品は、私自身初めてレコードを買ったオペラであり、大のお気に入り。


今でも時々聴いているCDは、その最初に買ったレコードと同じ、カール・ベーム指揮/ベルリン・フィルの演奏で、この作品の〝教科書〟と言われている名演。


       


ではまず、その中から 〔序曲〕 をお聴きください。(↓)


 


p style="margin: 0mm 0mm 0pt;">今はもう1セット、カラヤン/ベルリン・フィルのCDも手元にあるのですが、どうしても昔から聴き慣れたベーム版に手が伸びてしまいます。あせあせ


       


そして、このオペラで何と言っても有名なのが、〝コロラトゥーラ〟と呼ばれるソプラノ歌手が人間の声の限界かと思われる、まさに転がるような最高音を出す大きな見せ場、〔夜の女王のアリア〕。(↓)



どうです、凄いでしょう。 


私は、教室の黒板を引掻く時に出る音を思い出して、顔が歪みます・・・なんて言ったら、モーツァルトと歌手に叱られるでしょうが。


その他にも、印象深い旋律が次々と出てくるこの作品、是非一度通しで聴いていただきたいと思います。


モーツァルト自身が、亡くなる間際まで 「もう一度聴きたい」 と言っていた名作ですから・・・。


さて私は今宵、ベームとカラヤンどちらを聴こうかしらん?


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