FC2ブログ
復 活

強い男が、帰ってきました。

昨日、米ジョージア州アトランタのイースト・レイクGC(7,362ヤード パー70)で行われたPGAツアー最終戦、ツアー・チャンピオンシップ最終日で、


 タイガー・ウッズ 選手
  Eldrick Tiger Woods


が4年1ヶ月ぶりの優勝を果たし、ツアー通算80勝を達成しました。

    


1996年8月にスタンフォード大学を中退してプロ転向すると、同年10月にいきなり2勝。

翌年4月には史上最年少の21歳3ヶ月でマスターズで優勝を飾ると、2006年に父・アールさんを亡くしながらも264週連続世界ランキング1位をキープするなど、以後10年余りにわたってプロゴルフ界の頂点に立ち続けました。

しかし2009年11月、不倫問題で激怒した妻から車で逃げる途中で交通事故を起こし、負傷。

その後このスキャンダルやケガなどが重なり、2013年のブリヂストン・インビテーショナルに勝って以降、優勝から遠ざかっていました。

昨年5月には飲酒あるいは薬物服用での運転をして逮捕され、その際に公開された写真には、私を含め多くのゴルフ・ファンは衝撃を受けたはず。


           


同年11月には、世界ランキング1,199位という信じられないところまで落ち込んだタイガーでしたが、今年からツアーに復帰すると徐々に復調の兆しは見えていました。

3月に行われたバルスパー選手権で2位に入ると、プレーヤーズ選手権で11位。

更に全英オーブンでは最終順位は6位ながらも一時首位に立ち、全米プロでは単独2位と、いつ勝ってもおかしくない状況でシーズン終盤のブレイオフに突入。


そしてプレイオフ最終戦の今大会・・・2位とは3打差の単独首位で最終日を迎えたタイガーは、追いかける選手がスコアを落とす中で安定したプレーを続け、2バーディー・3ボギーの71でラウンドし、見事な復活優勝を遂げたのです。


    

              6番ホールのセカンド・ショット

タイガー・ファンの私は未明からの生中継で1番ホールから彼のブレーを見ていましたが、まさに横綱相撲、堂々たるプレーでした。

ホールが進むにつれギャラリーの数が増え続け、最終ホールではフェアウェイを開放しなければならない程。


 

        最終18番ホール ギャラリーを引き連れるタイガー

過去首位で最終日を迎えた42戦中、優勝したのが40回という逃げ切りに強いタイガーの、まさに面目躍如でした。

完全復活した彼が目指すのは、まずPGAツアー通算勝利記録であるサム・スニードの82勝、そしてジャック・ニクラウスの持つメジャー通算18勝に追いつき、追い越すことでしょう。

ツアー通算勝利については、来年中に達成はおろか、新記録樹立の可能性は十分。

そしてメジャー通算勝利も数年後には実現できるかもしれません。


    

唯一の不安材料は、今年12月に43歳を迎える彼の年齢でしょうか。

しかし40歳代に優勝回数を積み上げた前例はあります。

ビジェィ・シン選手はPGAツアー通算34勝を誇りますが、彼は40歳代でそのうちの18勝をマークしていますし、日本のジャンボこと尾崎将司選手も、ツアー113勝のうち39~53歳まで15年連続勝利・66勝を挙げています。

タイガーの体型・筋肉はトップ・アスリートそのものにシェイプされていますし、素人目に見ても全盛期より更に洗練されて身体に負担をかけないスイング・フォームになっていますから、私は両記録更新の可能性はかなり高いと踏んでいます。

それどころか、通算100勝の偉業をも十分狙えるはず。

来シーズンは、今季未勝利ながら昨日の最終日65のベストスコアをマークして4位にジャンプアップ、年間ランキングも13位に上がった松山英樹選手と共に、タイガーの活躍から目が離せなくなりそうです。


 

              人気ブログランキング

スポンサーサイト



コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック