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海 底

世界有数の火山国・日本。

それは地上だけではなく、領海の海底火山も含まれます。

あの映画 『ゴジラ』 でもその名が登場するだけでなく、現在でも活発な活動を続けている海底火山・・・といえば


 明 神 礁


その噴火が発見され、この名が付けられたのが今から66年前の今日・1952(昭和27)年9月17日のことでした。


     


同日午前7時15分頃、焼津港所属のカツオ漁船・第十一明神丸が2,3カ所から海底火山の噴火を目撃し、その模様を午前8時に焼津無線局へ報告。

それを受けて、海上保安庁は即時にこの地点付近を航行する船舶に注意喚起を行うと同時に、巡視船 『しきね』 を現場海域に派遣。

翌18日早朝現場に到着した時には、東西100m・南北150m・高さ30mの新島が出来ているのを確認。

この報告を受けた海上保安庁は、第一発見者の船名を取って 『明神礁』 と命名したのです。


※実は、その第十一明神丸より1日早く小田原のカツオ一本釣り漁船・滝野丸がこの噴火を目撃していました。

ところが同船の無線機が故障していて連絡できず・・・そのため命名権を逃すことに。

もし無線が故障していなければ、『明神礁』ではなく 『滝野礁』 になっていた・・・はず?


    

                 9月23日に撮影された噴火


 しかしこの噴火は、悲劇をも生みました。

観測のため派遣されていた海上保安庁の測量船・第五海洋丸が、発見から1週間後の9月24日、突然消息を絶ったのです。

捜索の結果、無数の火山石が突き刺さった遺留品を発見。


噴火に巻き込まれたことによる沈没と推定され、測量課長はじめ乗組員31名全員が遭難・死亡と認定されました。


    

                      第五海洋丸


海上保安庁によれば、この明神礁は1970年までの100年間で11回噴火。


その後も現在まで何度も海中噴火が発生しており、新島が出来たり自らの爆発で消滅したりを繰り返してきたとのこと。

現在は、海底からの比高約1,600m、山頂が水深約330mのカルデラ火山を形成しています。

もちろん、今後新たな火山活動でまた新島が出来るかもしれませんが・・・。


    

                ※海上保安庁HPより


ところで、皆さんは〝ドラゴントライアングル〟をご存知でしょうか?

千葉県野島崎-小笠原諸島-グアムを結んだ三角形地域のことで、パミューダトライアングル同様航空機や船舶が消える〝魔の海域〟とされるもの。

この明神礁もその海域に含まれているのですが・・・もしかしたら第五海洋丸同様、突然の海底火山の噴火に巻き込まれて遭難した船舶が、他にもあったのかもしれませんネ。

あまり近づかない方がいいかも・・・って、一般人はまず行くことはないでしょうが。


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