FC2ブログ
口 径

今日は、少々物騒(?)な話題です。

アメリカの刑事ドラマを観ていると、よくこんな会話が出てきます。

「凶器は、22口径か?」 「いえ、9ミリでしょう。」

犯人が使用した拳銃の種類を刑事たちが特定する場面ですが、この拳銃の口径を表す数字はどの部分を指しているのか?

また22口径と9ミリでは、どちらが大きい拳銃なのか? 

私たち日本人は銃を持っていないので、いまひとつはっきり分かりません・・・ということで、口径について調べてみました。


まず口径・・・これは皆さんご想像の通り、拳銃の銃身の内径(直径)のこと。

(※弾丸の直径とも言えますが、厳密にいうと弾丸の直径は銃身の口径より0.01~0.03mm大きいそうな。

それは弾丸が銃身内部の螺旋形に彫り込まれている旋条に密着させることで回転し弾道が安定することと、燃焼ガスが漏れて威力が落ちないようにするため。

もし弾丸の直径が口径と同じかそれ以下だと弾丸に旋条痕が残らず、使用拳銃の特定が出来ません。)

その表記については、アメリカ・イギリス製ではインチ表記、それ以外の欧州諸国製ではメートル表記とするのが一般的なのだそうな。

つまり22口径というのは、【0.22インチ=5.588mm】 ということ。
22口径は最も小口径の拳銃で、主として護身用に使われる拳銃。

ハワイやグアムなどで観光客向きに撃たせるのは、このサイズです。

それよりも大きく、後述の38口径との中間に位置するのが、32口径(7.65mm)。

映画『007』シリーズでジェームズ・ボンドが愛用しているドイツ製の〝ワルサーPPK〟がこのサイズ。

(※ちなみに、よくニュースで耳にするロシア製の拳銃〝トカレフ〟は、これより少し小さい30口径)

そして最も普及していると言っていいのが38口径。
計算上は9.652mmですが、これは〝9ミリ〟と同じと考えてください。

ルパン3世愛用(?)の〝ワルサーP38〟がこのクラス。

そして私たち日本人にもっとも身近なサイズ・・・とも言えます。

というのは、我が国の警察官が一般的に所持している〝ニューナンブM60〟(ミニベア社製)が、38口径だから。(


        


このクラスになると、殺傷力は十分。
ですから警官に銃を向けられたら、逆らわない方が無難です。あせあせ


更に強力な拳銃といえば、45口径(11.43mm)とか50口径(12.7mm)なんて化け物みたいなものも。

私自身、以前渡米した時にアリゾナの山中でアメリカ人が所持していた45口径を撃たせてもらったことがありましたが、22口径とは威力が段違い。
撃った時の衝撃も凄かったです。

とても片手でバンバン撃てる代物ではありませんでした。

一発で水を入れた大型の缶カラがフッ飛びましたから・・・これが人間に当たったら、と思うとゾッとしたものです。


余談ですが、大型拳銃として最もポピュラーなのが、44口径(11.176mm)。

このサイズを有名にしたのは、何と言っても映画 『ダーティ・ハリー』 シリーズで主役のキャラハン刑事が使っていた〝44マグナム〟。(


       
            


彼が映画の中で言った通り、人間の頭を一発で吹き飛ばす程の超強力銃。 

しかしこの拳銃は元々狩猟用に開発されたもので対人用としてはあまりに破壊力があるため、銃王国のアメリカでさえ、一般的には警官など法執行官の使用が禁止されています。

ですから、もしキャラハンに憧れた警官が実際にこの銃で犯人を撃ったら、逆に逮捕されてしまうそうな。うー      


以上、これから欧米の刑事ドラマをご覧になる際、参考になさってください。


スポンサーサイト



コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック