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先 祖

私の愛読誌・月刊 『致知』 には、〝サムシング・グレート〟で知られる世界的な遺伝子工学の権威・村上和雄 筑波大学名誉教授の対談が毎回掲載されますが、最新・6月号に大変興味深い内容でしたので、皆様にご紹介したいと思います。

対談のお相手は、天明(てんみょう) ・ 事業構想大学院大学教授。

この天明氏は公認会計士でもあり、以前はコンサルタントとして数多くの会社を立て直した実績の持ち主。

興味深い・・・と申し上げたのは、そのコンサルティングの中で〝家系調査〟を利用したこと。
                 

天明氏はこの手法を師である薄衣佐吉先生から教わったそうですが、その薄衣先生曰く、<

 「潰れる会社は、経営者の家庭が潰れている。
  だから家庭が良くなれば、会社も良くなる。 」

とのこと。

その潰れている家庭を立て直すために、家系図を作らせてご先祖の背景・因縁を調べるのだそうな。


実際、天明氏がご自分の家系を調べていく過程でこんなことが・・・。


        

                  天 明 茂 氏

元々父親が陰険な性格だったそうで、天明氏の奥様と仲が悪かったとか。

遡って調べてみると、母の義理の祖母、祖母と義理の曾祖母、曾祖母とその上の高祖母の間にも同じような確執があったことが分かりました。

そして曾祖父母は養子に入った天明家の養父母と対立して結局養子縁組を解消し絶家した過去があり、家を出る際に養父母から


「お前たちが死ぬ時は、馬乗りになって絞め殺してやる。」

という捨て台詞を吐かれたというのです。

更に家系を調べていくと、先祖の中には首つり自殺をした人が何人もいたことが判明。

天明氏には、「絞め殺してやる」と言った養父母の怨念としか思えなかったそうです。

しかし更に家系調査を進める中で、粟餅屋をやっていた天明家の墓を探し出してから不思議と良いことが起こったとか。

父親が陰険な性格だったのは、祖父が抱えた借金の肩代わりをさせられた経験から人間不信になり、無駄遣いや贅沢を嫌うようになったことが分かりました。

一方天明氏の奥様は、その義父のために一所懸命に料理を作ったのに食べてくれない・・・お互いの気持ちがすれ違っていたんですネ。

でも家系を調べる中でお互いの思いが分かり、

「そうか、お義父さんは私を嫌って食べないわけじゃない。 贅沢が出来ないだけなんだ。 お豆腐なら食べてくれるんだ。」

と奥様は義父を恐れなくなり、晩年の父親は兄弟の連れ合いの中で天明氏の奥様を最もかわいがるようになったそうな。

実体験に基づいてクライアントでも同様の作業を行っていくと、やはり同じような確執が解消して家族関係が良くなり、それが経営する会社の従業員にも伝播して業績が向上するというのです。


家系調査を行なう専門会社もあるそうですから、家系を調べる中でご先祖様の苦労や因縁を知り、今自分がそのご先祖様のおかげでこの世に存在することに感謝する・・・これは経営者ならずとも大切な事だと思います

もし家庭内が不和になっていると危機感をお持ちの方は、家系を調べてみてはいかがでしょう。

幸いなことに、我が家は私の絶対的な服従と忍耐によって今のところ平和が保たれています。

でも聞くところによれば、父方のルーツは武田家の足軽だったそうですから、もしかしたら戦で敵を何人か殺している可能性が無きにしも非ず。

3年前に急病で開腹手術をする羽目になったのは、そのため?

・・・やっぱり調べた方が、いいかも。 うー





          
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