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豪華絢爛

どの世界にも、聖地というか最高峰といわれる場所・施設はあります。

ゴルフならセント・アンドリュース、テニスならウィンブルドン、野球ならヤンキー・スタジアムや甲子園のように・・・。

そして(イタリア)オペラなら、ここ

 ス カ ラ 座

 Teatro alla Scala


ミラノにこの歌劇場が落成したのは、今から240年前の今日でした。

     

たとえオペラに興味はなくとも、一度は観光旅行で訪れてみたくなる建築物ですょネ。

この劇場は、オーストリア帝国の女帝マリア・テレジア(※ローマ皇帝カール6世の娘にして、マリー・アントワネットの母)のご宣託により、焼失したドゥカーレ劇場に代わる劇場として1776年から建築が始まりました。

以前サンタ・マリア・アラ・スカラ教会があった場所に建設されたためにスカラ座と名付けられ、1778年8月3日にあのモーツァルトのライバル・サリエリ作の『見出されたエウローバ』でこけら落としを行いました。


    

ご覧の通り、劇場内は絢爛豪華。

建設費は、何層にも重なるバルコニー席(野球場でいうならボックスシート)の売り上げで賄われたそうで、購入した人々は競うように派手に飾り付けたそうな。

ただ決して富裕層のためだけの劇場ではなく、平土間席(プラテア)にはシートを置かず立ち見にしたり、バルコニー席の上にガレリア席(※野球場で言えば3階席?)を設けて庶民にも安価でオペラを楽しめるようにしたとか。

こういうところに、文化に対する考え方が表れていますょネ。


第二次大戦中の1943年に連合軍の爆撃に遭い大破したものの修復され、終戦後の1946年5月、トスカニーニによる演奏会から再開。


現在は絵画や彫像、オペラに使用した衣裳や関係資料などを所蔵する博物館も併設されている、まさにイタリア・オペラの殿堂と言えましょう。


名門歌劇場ゆえに、過去にはプッチーニの 『蝶々夫人』 や日本でもお馴染みの 『トゥーランドット』 の初演も行われ、ヴェルディとも関係が深く、過去にはマリア・カラスやプラシド・ドミンゴが活躍し、あのカラヤンも指揮するなど演奏したアーティストは超一流揃い。


しかしそれ故に、観客の耳も肥えていることでも有名。

過去には歌い出しで失敗したことをイタリアで最も軽蔑的とされる口笛で野次られ、その後長い間スカラ座の舞台に立てなくなったテノール歌手や、ブーイングを受けて歌の途中で退場してしまった歌手もいたとか。ダメだぁ顔

下手なプレーをすると、ヤンキースの選手にもブーイングを浴びせるヤンキー・スタジアムのファンと同じ。

そんな熱狂的な観客によって支えられていると言って良いこの最高峰の歌劇場・・・出来れば現地に行きたいところですが、それができない方も楽しめるDVDが昨年発売されました。

 『ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿』


       


このドキュメンタリーには、前述のマリア・カラスやドミンゴ、更にはバレンボイムやムーティなど当代一流のアーティストがインタビュー等で出演し、『トゥーランドット』 初演のエピソードなどが語られています。

イタリアに行くより遥かにお安く、3,000円前後でスカラ座をお楽しみいただけますョ。

オペラに興味のない方でも、これをご覧になればその魅力に惹きつけられる・・・かも? 笑2


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