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アベック

今からちょうど90年前の1928(昭和3)年7月28日~8月12日まで、

 第9回夏季オリンピック・アムステルダム大会

      Games of the IX Olympiad: Amsterdam 1928


が開催されました。


       

                 大会公式ポスター


46の国と地域から2,694人が参加し、16競技19種目が行われた同大会は、近代オリンピックの歴史において様々な変革をもたらした大会でした。


◆クーベルタン男爵の反対により見送られてきた女性の陸上競技への参加が認められ、男女共催の端緒に。


◆コカ・コーラ社が、オリンピック史上初の公式スポンサーに。
    大会期間中、選手らにコカ・コーラが振る舞われた。

◆オリンピック史上初めて聖火が使用され、大会期間中燃やされた。

       

           開会式の模様(左の塔・頂上が聖火台)


また、当時既にプロ選手が活躍していたテニス競技は、アマチュアリズムを重んじる国際オリンピック委員会(IOC)により、大会種目から除外されてしまいました。

プロ参加が当たり前となっている現代では、ちょっと信じられないことですネ。

そして同大会から採用されたメダルのデザインが、2004年大会までずっと採用されることに。

       


そして、このメダルに関して、この大会は日本人にとっても忘れられない記念碑的なオリンピックとなりました。


というのは、日本人初の金メダルを織田幹雄選手が三段跳びで獲得したのがこの大会だったこと。

また800m走で女性選手初のメダル(銀)を人見絹枝選手が獲得したのも、この大会だったのです。

そして驚くべきは、この2人のメダル獲得が同じ日・・・まさに日本人にとっては盆と正月が一度にやって来たような日が、8月2日だったのです。扇子


今でこそ種目が増えて日本人選手が同じ日にメダル獲得するのは珍しくありませんが、こと陸上競技で男女アベックの獲得というのは、今後も実現は非常に難しいでしょうネ。

※織田・人見両選手に関する過去記事は、こちら。(↓)
  http://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11234723278.html
  http://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11513945518.html


2人の快挙を含め、同大会で日本人選手団が獲得したメダルは金2・銀2・銅1。

この大会から日本でもオリンピックに対する関心が高まったことは、想像に難くありません。

しかし上記ブログ記事にも書きましたが、織田選手はその後日本陸上界に多大な貢献をされた反面、人見選手は過酷な人生を歩むことに・・・。

2年後に開催される東京五輪では、日本選手団に史上最高数のメダル獲得を目指して欲しいですが、選手だけでなく私たち日本人はそれ以前に彼らのような先駆者がいたことを忘れてはいけません。


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