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IVF

皆さんは、今日のタイトルのアルファベットが何のことか、お分かりになりますでしょうか?

不妊治療をなさった方なら、ご存じかもしれませんが・・・これは、


 In Vitro Fertilizationの頭文字を取ったもの。 日本語でいうと

 体外受精 

今からちょうど40年前の今日、この〝IVF 〟によって世界初の 『試験管ベビー』 が誕生しました。

イギリス人のジョン&レズリー夫妻は、9年間子供を授かろうと頑張ったものの、奥さんの卵管異常のために自然妊娠ができませんでした。

そこでケンブリッジ大学のロバート・エドワーズ教授と婦人科医パトリック・ステップトーが12年の研究の末に開発した体外受精にすがることに。

妻の母体から採取された卵子に体外受精させ、その2日半後に受精卵を子宮に移し、以降は通常妊娠と同じ経過を辿り、1978年7月25日に体重2,608gの女の子が生まれました。

この世界初の試みと成功についてはセンセーショナルに報道され、注目を浴びると同時に賛否両論が巻き起こりました。

       


家族に対して嫌がらせの手紙が送られてくる一方で、子宝に恵まれない夫婦たちからルイーズちゃんの誕生に希望を見出したという手紙が何百通も届いたといいます。

中には体外受精で生まれた彼女には何か欠陥あるとか、魂がないとか・・・また逆にスーパーマンだとか超能力があるかのように言う人も。


しかし両親から依頼されたステップトー医師が 「今後、全世界の人々と喜びを分かち合う」ように、という願いを込めてミドルネームを “JOY ” とつけられたルイーズ(Louise Joy Brown )ちゃんは、すくすく成長。


    


看護師となった彼女は2004年に結婚し、自然妊娠して2006年に男の子を出産。

「体
外受精で生まれた女性は将来、健康な子供を産むことができない」という懸念を払拭しました。

ジョン&レズリー夫妻の間には、ルイーズちゃん誕生後も再び体外受精でもう一人女の子が生まれ、彼女もめでたく結婚。

ジョンさんは2007年に亡くなりましたが、妻レズリーさんは2012年に亡くなるまで5人の孫に囲まれ、幸せな晩年を過ごしたとのこと。

そして現在は、姉ルイーズさんは3人、妹ナタリーさんは4人の子宝に恵まれています。(※下の画像は2013年当時)

    

体外受精は、多くの不妊症で苦しむ方々に福音をもたらし、現在まで既に500万人以上がこの方法で誕生しているといいます。

ただルイーズさんが誕生した当時と違い、現在は科学技術の進歩や法律の改定により、夫以外から精子の提供を受けたり、また同性婚カップルが子供を持てるようになっています。

更には、クローン人間も?

果たしてどこまで認めるべきなのか・・・その線引きは、科学の進歩とは一線を画して設定しなければならない、と私は思います。

あなたは、どこまでなら許容できますか?


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