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桃 豹

「警部といえば、誰を思い出しますか?」

そう聞かれれば、多くの方は銭形のとっつぁんを思い出すことでしょう。

しかし昭和世代である私の場合はもう一人、クルーゾー警部を外せません。

今日は映画 『ピンク・パンサー』 シリーズで世界的な人気者だったそのクルーゾー警部を演じたイギリスの人気俳優、


 ピーター・セラーズ
     Peter Sellers


の命日にあたります。


       


セラーズ(本名:Richard Henry Sellers )は1925年にハンブシャーで生まれました。

両親共に芸人だったそうで、2人からいつも(死産だった兄の名前だった)ピーターと呼ばれていた彼は、早くも2歳で初舞台を踏んだとか。

ダンスばかりでなくウクレレなどの楽器もこなし、ジャズバンドのドラマーとして巡業もしたそうですから、まさにカエルの子はカエル。

第一次大戦中は英空軍に入隊し、終戦まで各地を慰問し芝居をしたり、また上官の物真似をした経験が、後々俳優業で役立ったとか。

1955年に 『マダムと泥棒』 でスクリーン・デビューを果たした彼は、以降の作品で1人3役をこなしたり、1974年の 『マダム・グルニエのパリ解放大作戦』 ではナレーターを含め1人7役、しかもフランス人・イタリア人から日本人などすべて違う人種を演じ分ける離れ業を披露。

4人を演じ分ける国際麻雀をネタにするタモリさんも、ビックリ!?

そんなセラーズの代表作は、やはり 『ピンクパンサー』 シリーズ。

1963年に公開された 『ピンクの豹』 でのクルーゾー警部は脇役だったものの、主役を食ってしまう程の抱腹絶倒の演技は注目を集め、翌年公開された 『暗闇でドッキリ』 では主役に昇格。

そして1967年の 『007 カジノ・ロワイヤル』 出演を挟んで1978年の 『ピンク・パンサー4』 で、セラーズのクルーゾー警部は世界的な人気を博しました。


       

しかしその2年後の1980年7月24日・・・彼は心臓発作により、54歳の若さで急逝してしまったのです。

味わいのあるコメディー俳優としてもっと活躍できたでしょうに、残念。

そんな彼の作品で、私が皆さんに是非お勧めしたいのが、彼の遺作となった1979年公開の

 『チャンス』 (原題:Being There


       


純粋無垢な庭師・チャンスが、主人が亡くなったため邸宅を出てから、周囲の人々の勘違いなどで大統領候補になってしまうという、サクセス(?)ストーリー。

その庭師のトボケっぷりが、まさにセラーズならでは。

今宵は天性の喜劇役者の冥福を祈りつつ、久しぶりに彼の演技を楽しみたいと思います。笑3


 


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