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有 名

現在も知名度を生かして当選した国会議員・・・いわゆる

 タレント議員

が何人もいますが、今からちょうど50年前の今日・1968(昭和43)年7月7日に行われた〝七夕選挙〟・第8回参議院議員通常選挙は、そのタレント議員が多数誕生した選挙でした。

全国区でトップ当選を果たしたのは、人気若手作家だった石原慎太郎氏(当時35歳・自民党)。

       

2位が後に石原氏同様東京都知事にも当選した意地悪ばあさん・青島幸男氏(無所属)。

更に大阪府知事に当選した漫才師・横山ノック氏(無所属)。

またタレントとは言えないまでも、有名人として作家・今東光氏や東京五輪で〝東洋の魔女〟を率いて金メダルを獲得した女子バレーボール監督の大松博文氏、更には旧帝国海軍のパイロットとして名を馳せ、航空陸幕長も務めた源田実氏も当選しています。

選挙はいかに有権者に名前を憶えてもらうかが基本ですが、既に多くの国民に知名度のある有名人は当選の可能性が高くなります。

各政党にとって絶好の〝広告塔〟になりますし、また立候補する本人も選挙活動にカネがかからないというメリットがあります。

もっとも、いわゆるタレント議員はこの時初めて誕生したわけではありません。

一般的にタレント議員第1号と言われているのは、1946年に行われた戦後初の衆院選で、東京1区から立候補し当選した吉本興業(東京吉本)所属の演歌師・石田一松氏。

ただしこの当時はまだタレント議員という呼称はありませんでした。

この言い方が最初に使われたのは、1962年の第6回参院選で自らをタレントと称していた藤原あき氏が登場した時。

彼女は人妻でありながら、1927(昭和2)年にテノール歌手・藤原義江と恋に落ち、離縁して彼を追いイタリアに渡ったことで当時〝世紀の恋〟と騒がれたそうな。

しかしその後藤原氏とも離婚して資生堂に勤務したものの、1955年からNHKの人気番組 『私の秘密』 のレギュラーとなってお茶の間に名前が知られるように。

そして本人が藤山愛一郎の従姉妹だったことから、自民党がその知名度に目をつけて立候補させたのです。

        


そして、それまで全く政治に関する言動をしていなかった彼女が、いきなり116万票を獲得してダントツのトップ当選を果たしたのです。

その後は、全国区で彼らのような有名人を立候補させようと、各党が躍起になり、1960~70年代に多くのタレント議員が誕生しました。

1980年に全国区は廃止となりましたが、それでも現在に至るまで芸能人やアナウンサーなど、テレビ・ラジオを通じて知名度の高い有名人の立候補・当選は、衆・参問わず続いています。

もちろん当選後も西川きよし氏のように真面目に政治活動に取り組んだ方もいらっしゃいますが、当選後は何をやっているのか分からなかったり、逆に本会議場に喪服を着てくるなどKYパフォーマンスに終始する議員も。

今やネットで様々な情報が入手できる中、単にテレビに露出している有名人だから・・・という理由で投票するのは避けたいところ。

真に我々日本国民にとって有益な活動をする人物、そして政党を選択したいものです。

選んだ議員のレベルが有権者のレベルなのですから。うー

個人的には、〝タレント議員〟という呼称が日本から一刻も早く消滅して欲しい・・・と、心底願います。


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