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開 花 < 後 >

★それからスピードスケートで金・銀のメダルを獲得した小平奈緒選手は、今回出場した選手の中で最も日本人らしいアスリートだったと思います。

彼女は昔、本番に弱くて、ソチ五輪でも本来の力を出せず負けてしまった。

自分には何が必要かと考え、強豪のオランダにスケート留学をしたんですが、そこで 「勝つためには相手を殺すくらい競争心を持て」 と教わったそうです。

普通だったら分かりましたと言って、その通りやると思うんですが、彼女は違いました。

私は人を殺してまで勝ちたいとは思わない。  だったら、自分に克つ方法を徹底的に研究しようと決意したんです。

そこで目を付けたのが、コーナリング。


直線はバワーのあるオランダが強いけれども、カーブでは技術を磨けば自分の武器に出来る・・・そこから日本独特の古武術を学んでいったんです。

日本には古き良きのがたくさんあるのに、それを見ようとせず、欧米から学んできたもので良しとするのは実に勿体ない。

日本人には日本人らしい考え方、身体の鍛え方、戦い方があるわけで、それを証明してくれたのが小平選手です。


          ◆     ◆     ◆     ◆


これらの選手の取材や指導を通し、松岡さんが感じる世界の頂点に立つ選手の共通点は、〝挫折〟した経験があること、しかもとてつもない挫折を・・・それが最終的には一番の力になる、挫折を愛している人ほど強い、ということだそうです。


       


あれ、道場さんの話は? と思われますょネ。

実はこの対談に出てくる道場さんのお話は、以前拙ブログで取り上げた道場さんの言葉とほぼ重複していますので、こちらをお読みになってください。


https://ameblo.jp/warmheart2003/entry-12167807806.html


さて最後に、この過去記事にはない道場さんの後継者指導に関する言葉をご紹介しましょう。


          ◆     ◆     ◆     ◆


「昨年あたりから僕のテーマは〝許す〟なんですけどね、時代背景が違うから今と昔じゃ全く違いますから、相手を許す気持ちが凄く大事だと思います。

近頃は注意したり叱ったりすると、すぐに辞める子がいるんですよ。
そうすると、上の人間はとにかく注意することを恐れる。

しかし、若い衆に正しいと思うことを注意できなくなったら、上司や先輩としての資格・値打ちは全くありません。

だから僕は長々と叱らない。 しつこく言うと若い衆は耐えられない。


注意する時は、2,3秒なんですよ。 

もし分からなかったら、後で聞きに来いと。

(松岡さんがジュニアを指導する際、叱るのは7秒以内だそうな。)
あせあせ

僕は今年87歳になりましたけど、一生の内に一品でも五十年、百年と受け継がれるような料理を作れば、それが自分の花かなと思うんです。

そのためには何が必要かと言えば、仕事三昧になること。
僕は今でもどうしたらお客様を喜ばせられるおもてなしができるか、いつも考えています。

それが人間の花を咲かせる秘訣かもしれません。」


          ◆     ◆     ◆     ◆


・・・和食の鉄人、やはり流石でございます。


 


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