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尻 餅

御巣鷹山に墜落した日航ジャンボ機の事故については、皆さんもご存知のことでしょう。

その原因については、機体後方の圧力隔壁の損傷により垂直尾翼と補助電源装置が脱落したこととされていますが、その誘因となったのが今からちょうど40年前の今日起きた


 日本航空115便しりもち事故

いわゆる〝尻もち着陸〟でした。

1974年1月に初飛行した当該機(ボーイング747 SR-46 機体番号JA8119)は、より収益を上げるため航続距離を縮めるかわりに通常366人乗りのところを座席数を162増やし528人乗りに改造していました。


     

           事故前の1977年に撮影された同機


そして1978(昭和53)年6月2日、東京(羽田)を離陸し大阪に向かった同機・115便は、伊丹空港に着陸する際に機体尾部を滑走路面に接触させてしまったのです。

この際機体がバウンドし、乗客3名が負傷。

そしてこの時に機体尾部の圧力隔壁が損傷し、メーカーのボーイング社に修理を依頼したのですが、その修理が不適切だったのです。

本来なら金属板を重ねてボルト固定すべきところを、一部別の金属板を当てがったことで金属板の特定箇所に余分な力が加わったことで金属疲労を起こし、あの御巣鷹山への墜落に繋がったと言われています。
 (※下図・赤い矢印部分)


     



実際、御巣鷹山の墜落前から同機には既に不調が起きていました。

修理後、トイレのドアがきちんと閉まらないというクレームが、御巣鷹山の墜落事故の半年前までに28件も報告されていたのです。

しかし、根本的な点検・修理は行られぬまま・・・あの史上最悪の墜落事故は、完全なる人災だったのです。

それから、もう一点。

同機は、大阪でのしりもち事故の後、御巣鷹山墜落までの間にもうひとつ事故を起こしていました。

1982年8月19日に、羽田空港を離陸した同機が千歳空港に着陸する際、視界不良とパイロットの判断ミスにより滑走路の右に逸れ、第4エンジンが地表に接触、着陸をやり直していたのです。

自動車でも、何度も事故に遭うクルマがあるっていう話、聞いたことありませんか?

もしかしたらこのジャンボ機も、何かに憑かれていたのかも・・・。うー


 


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