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由 来

多くの東京都民が自動車免許の更新に訪れるのが、品川区にある 『鮫洲運転免許試験場』

私も大昔に1度行ったことがありますが、この〝鮫洲〟という名前が何ともおぞましく感じたものです。

この名前の由来・・・皆さんはご存知でしょうか?

そのルーツは、鎌倉時代に遡ります。

ある日、近くの浜に大きな鮫が打ち上げられ、その死体を解体してみると腹の中から観音菩薩像が出てきたそうな。

その話を聞きつけた第5代執権・北条時頼が、その観音像を安置するために宋から来日した禅僧・蘭渓道隆を迎えて同地に


  かい あん じ

 海 晏 寺

を創建したのが、今から764年前の今日・1251(建長3)年5月7日のことでした。

鮫の腹から出てきた観音様は『鮫頭観音』と呼ばれ、本尊として同寺に安置。

以来この寺周辺が〝鮫洲〟と言われるようになったのだそうな。
(※「しみず」が「さめず」に変化したなどの異説あり。)


       

                   海 晏 寺


この寺はその後一時衰退したものの、1593(文禄2)年に徳川家康が再興。

創建当初は臨済宗でしたが、現在は岩倉具視や松平春嶽らの墓がある曹洞宗の名刹として人々に親しまれています。


同寺が位置する品川区南品川一帯はその昔、海でした。


江戸湾沿いにはいくつかの漁師集落があり、品川地区には品川裏の南品川猟師町と、(江戸幕府の直轄林だった御林を開発したことからつけられた)御林浦の大井御林猟師町のふたつがありました。

そしてこの2つの浦は御菜肴八ヶ浦の2つに数えられ、収穫した魚を江戸城に献上する義務があったとか。

同時に海苔の養殖が盛んで、その様子は歌川広重の筆による 『名所江戸百景』 の〝南品川鮫洲海岸
〟に描かれています。(

         


さて最後に、この〝鮫洲〟についての・トリビア(?)をひとつ。

免許試験場はもちろん、京浜急行の駅名や、郵便局・小学校にもつけられている名前なのですが・・・実は現在、住所としての〝鮫洲〟はないんですって。驚き顔
ヘェ~


鮫洲商店街はあるのに・・・何か不思議ですょネ 。

タクシーに乗って 「鮫洲まで」 と言ったら、一体運転手さんはどうするんでしょう?

どなたか、試してみませんか
うー コラコラ






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