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内 紛

昨年10月に、横綱・日馬富士が飲食中に同じモンゴル人力士の十両・貴ノ岩を殴ってケガをさせ、横綱を引退。

また被害者・貴ノ岩の師匠である貴乃花親方が八角理事長ら相撲協会側と衝突し、先月初めに行われた理事選で落選。

と、ここまでの経緯は皆さんも十分ご承知だと思いますが、その後平昌冬季五輪が開催されたこともあり、この話題は一段落した感が無きにしも非ず。

拙ブログ読者は既にご承知の通り、私はここ10年以上大相撲は観ておらず、この内部抗争劇は一歩引いて〝組織運営〟という観点から眺めていました・・・が、今月22日にこんな書籍が発売されることを偶然知り、早速取り寄せました。


 『貴の乱』 (宝島社・刊)


        


別冊宝島特別取材班らによって執筆された同書・・・もともと宝島社は昔から大相撲の取材に力を入れている出版社。

私自身もこれまで同社が出版した大相撲関連書籍を読んでおり、その突っ込んだ取材姿勢を評価していましたので、今回の騒動についてどう伝えているか非常に興味があり、一気に読み終えました。


これまでメディアの論調では、ガチンコ相撲の貴乃花親方が八百長相撲に走るモンゴル勢とそれを放任する相撲協会に対し憤り、改革を目指しているという感じでしたが、どうもそれだけではないようです。

本書では、2年程前の2015年12月に行われた理事会の模様を(録音を聞いて)書き起こし、そこから黒幕とも言える人物の存在を浮き上がらせ、理事たちがその住所すら知らない外部の人間がいかに相撲協会に食い込んでいったかを殆ど実名を挙げて明らかにしています。


そして八角理事長と貴乃花親方の確執は、昨年の暴行事件より遥か前からその重要人物・K氏(同書内では実名)を巡って敵味方に分かれた抗争劇だったというのです。


  


これまで、テレビ・新聞などメディアの多くは協会を支持し貴乃花親方を批判する報道が目立ち、一方でネット上では貴乃花親方を相撲界改革の旗手として期待する声が多かったように感じました。

しかし、事はどうもそんな単純な話ではないようです。
言い方を変えれば、もっと醜い利権争いがあったと・・・。

具体的な内容は拙ブログでは差し控えますので、お知りになりたい方には同書をお買い求めいただきたく存じますが、読んで来月11日から始まる三月場所を観戦する気が失せたとしても、当方では責任は持ちませんので、念のため。
あせあせ

特に貴乃花支持者には辛い内容かも。

とは言え、モンゴル勢力を制御できず現在の混乱を招いた八角理事長を擁護する気にもなりませんが。

個人的には、日本相撲協会は一旦公益社団法人格を返上し、理事長に部外者を据えて根本的に組織を作り変えないと、もうこの泥沼からは這い上がれない気がしますが・・・果たして?うー


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