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嫌 煙

21世紀に入ってからは、世間に当たり前のように受け入れられるようになった


 嫌 煙 権


電車内や駅構内、更には公共施設内は軒並み禁煙エリアとなり、愛煙家にとっては住みにくい世の中になりました。

ところで、皆さんはこの〝嫌煙権〟という言葉の発祥をご存知でしょうか?

これは1970年代に社会問題化した〝日照権〟という言葉にヒントを得て出来た新語だったとか。

そしてこの言葉を織り込み、若手デザイナーらを中心とする約60人が出席して東京・四谷で


 『嫌煙権確立を目指す人びとの会』


という団体が結成されたのが、今からちょうど40年前の今日・1968(昭和43)年2月18日のことでした。


        

「へぇ~、そんな前から・・・」と驚いた方も少なくないかもしれません。
なぜなら、嫌煙運動はそんなに前から盛んではなかったから。

私自身、この頃は大学生。


野球部の練習が終わると毎日のように雀荘に行ってましたが、室内はタバコの煙がモウモウ。

私は小学生の頃親戚の家で灰皿にあったショートピースの吸い殻をイタズラで吸って死ぬほどむせて以来、大のタバコ嫌い。

それを知っていた先輩と卓を囲んでいると、私がツキ始めると一斉にたばこの煙を私の顔に吹きかけてきたものです。ダメだぁ顔

おかげで他人の吸うタバコは全く気にならなくなりましたが・・・。

そして社会人になっても、周囲の先輩・同僚の7割前後は愛煙家。


年末にオフィスの大掃除をすると、ロッカーや机のヤニが物凄かった記憶があります。

転勤するたび、赴任してまず女性社員に必ず聞かれたのは、

「渡辺さんって、タバコ吸うんですか?」

「いや、全く吸わないョ。」

と答えると、彼女らは大歓声・・・おかげで、(少なくとも最初は)彼女らのウケは良かったです。

それくらい、女子社員はタバコの匂いや煙に悩まされていたんでしょう。

なのに、なぜその嫌煙運動が盛り上がらなかったのか?


        

それは、たばこ税が国の重要な収入源だったが故に、政府が及び腰だったからだと思われます。

ですから私が社会人になってからしばらくの1980~90年代にかけては、街中でスパスパ吸う人を多く見かけました。

その流れが大きく変わったのは、新幹線の車内での喫煙禁止を訴えた嫌煙権訴訟が起きたことや、いわゆる受動喫煙が社会問題化してからでしょう。

そして2002年に 『健康増進法』 が制定され、公共施設内での室内全面禁煙が義務付けられ、施設内や駅構内から灰皿が消えてから、流れは一気に分煙から禁煙、そして無煙へと向かっているようです。


とはいえ、タバコが世の中から無くなることはないでしょうが。

でも家庭内で奥さんや子供に気兼ねしてベランダでタバコを吸う〝ホタル族〟の男性諸氏はお気を付けください。

隣人から「煙が流れ込んできた」と訴えられかねませんから。

私も将来もし肺がんになったら、学生時代に煙を吹きかけた先輩を受動喫煙で訴えようかナ?

・・・って、もう時効というか、証明不可能か。うー


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