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サフラジェット

今でこそ、男女同権は当たり前。

日本では選挙権も男女同等に与えられ、2016年には20歳から18歳に引き下げられました。

しかし18世紀末にフランスで普通選挙が実現した黎明期には、選挙権は男性のみで、かつ一定金額以上の納税者に限られるのが一般的でした。

女性に選挙権が与えられたのは、アメリカのワイオミング州やオーストラリアの南オーイトラリア州など一部地域で19世紀末。

20世紀に入るとオーストラリアやノルウエーなどで選挙権が与えられるように。

そして民主主義の本家ともいえるイギリスで選挙法が改正され、女性に選挙権が認められたのが、今からちょうど100年前の今日・1918年2月6日のことでした。


       

ただしこの時はまだ年齢が30歳以上・既婚女性などの制限があり、完全な男女平等選挙となったのは、10年後の1928年から。

アメリカが合衆国として女性に参政権を与えたのは、1920年。

そして日本は1945(昭和20)年12月に改正衆議院議員選挙法が公布され、翌年4月に行われた戦後初の第22回衆議院議員総選挙で実施され、初の女性国会議員が39名誕生しています。

    

現在では、殆どの国で女性参政権は認められていますが、一部イスラム圏では制約がある国も。

ちょっと面白い・・・と言っては失礼ですが、未だに女性が政治に参加できないのが、バチカン市国。

同国は議会がないので参政権云々以前の話なんですが、国事を運営する聖職者は男性のみ。

つまり女性は政治に参加できないんですネ。
これって、イスラム圏以上に閉鎖的なのでは?

さて、その女性参政権・・・現代に生きる私たちには当然の権利に思えますが、最初にそれを獲得した女性たちの戦いは、凄まじいものでした。

前述のイギリスにおける女性参政権獲得運動を実話に基づいて描いた映画が、ちょうど1年前に日本で公開されました。

 『未来を花束にして』 


       


原題が、“Suffragette (サフラジェット)”・・・その意味が〝参政権拡張論者〟というストレートなタイトルの同作は、エミリン・パンクハースト(Emmeline Pankhurst )という女性を中心とした参政権運動を描いています。

その戦いは、彼女自身を含めメンバーが投獄されるという激しいもの。

1913年6月にエプソン競馬場で行われたダービーの際、エミリー・デイヴィッソン(Emily Davison )という過去9回も投獄された筋金入りの女性活動家が、抗議の一環として観戦していたジョージ5世所有の馬の前に飛び出して蹴られ、4日後に死亡した場面も描かれています。

  

彼女たちは自らの家庭生活をも顧みず、男女不平等時代にまさしく命がけで選挙権を獲得したんですネ。

特に女性には是非鑑賞していただきたい実録映画・・・これを見れば、きっと簡単に選挙の棄権など出来なくなりますョ。

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