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体 質

つい先日、久しぶりに書店サーフィンを楽しみましたが、その時に面白そうな本を見つけました。

 『ブンヤ暮らし三十六年 回想の朝日新聞  

                       (永栄 潔・著 草思社・刊)

副題からして著者は朝日新聞内部の人だろう・・・と思い手に取って略歴を見たら、やはり1971年に入社し、地方勤務から大阪・東京の経済部記者を経て週刊朝日などの副編集長・編集長を務め、2007年に定年退職した方。

記者生活の経験談を、72話に分けて綴っています。

朝日OBが、昨年捏造・誤報問題を連発した出身会社をどう語るのか?・・・興味を持って読んでみました。


社内では〝狂犬〟・〝破壊分子〟などと言われ、元副総理・後藤田正晴氏には産経新聞のパーティーの席で〝右翼〟呼ばわりされたという著者だからこそなのでしょうか、公害問題が注目を集めた時代に東京湾の水銀汚染に関して


「どこの会社が水銀を垂れ流しているのか、データを公表して社名を明らかにせよ」


と通産省に迫ったところ、何とその事業所は写真の現像液を垂れ流していた朝日を始めとする新聞各社だった・・・などという過去の出来事に関して率直に書かれているところには好感を持てました。

組合活動を支援する立場の同紙が、こと自社内の組合活動にはシビアに対処しているダブル・スタンダードぶりには笑えましたが。


しかし行間を通して感じるのは、やはり朝日新聞の特異体質。

        


入社式で、新入社員が社長や役員に天皇の戦争責任に関する質問をぶつけたというくだりには、(さすがは朝日!)と唸らされました。


また上司がかつて著者に怒鳴ったという

「新聞なんてものはな、スポンサーの言いなりなんだよ。」

というセリフは、同社に限らずどこの新聞社やTV・ラジオ局もにも当て嵌まる〝宿命〟なのでしょうが、上げた記事や見出しが編集責任者も知らないうちに変えられ紙面に乗ることがあるとは・・・。

要はごく一部の上層部の思想・さじ加減で、記者が書いた記事は簡単に変えられてしまうということがあるのだそうな。

朝日の場合は、それが反日・左翼に傾くということなのでしょう。

そんな環境の中でも、彼ら記者たちがネタを掴むため取材先に食い込む努力をしていることは認めますが、マスメディア本来の使命である〝真実を中立公正に読者に伝える〟ことを忘れているようです。

〝犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛めばニュースになる〟

はマスメディアの本質を突く有名な言葉ですが、彼らは場合によっては人が犬を噛んでいなくても、さも噛んだ様に読める文章を書くことに腐心している、あるいは長けている気がします。

株式会社である以上売り上げを伸ばさなければならないのは分かりますが、そのために他社より目立つ記事を書きたい焦りが、やがては誤報・捏造に繋がっていくのでしょう。

朝日社内では異端視されていた著者ですら、無意識にそういう体質に染まっていたような気がします。

過去に書いた記事に関して一部誤りがあったことを認めつつも、残念ながらそれを反省・謝罪する姿勢はあまり見られませんでしたから。

従軍慰安婦問題の捏造記事で批判されている植村・元記者も、著者と同じように過去の記事は他人事のような感覚でいるのかもしれません。

永栄氏には申し訳ないですが、やはり〝ブンヤは書き逃げ〟することを再認識させられた次第。


また彼は、出版にあたり他の新聞社のインタビューに

「事実より理念で書く新聞も必要ではあるが、〝日本は開国以来悪かった〟と主張するような新聞が800万部も必要なのかは疑問だ。」

と苦言を呈したそうですが・・・読み終わった私の感想は、ただ一言。

日本の将来のためには、この〝新聞社の名を語る反日・左翼プロパガンダ広報紙〟は、やはり廃刊させるしかない!うー





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