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回 線

今では携帯でも気軽にかけられる時代ですが、日米間で一般人もかけられる


国際電話


が開通したのは、今からちょうど70年前の今日・1948(昭和23)年1月4日のことでした。

※日本(逓信省)が初めて開通させた国際電話は1934(昭和9)年の東京~フィリピン(マニラ)間。


当時の国際電話は短波を利用した無線電話でしたが、回線数が少なくかつ雑音が入ったりフェージング(相互電波干渉)によって聞き取りにくい欠点がありました。

そこで開発されたのが、電話線の海底ケーブル。

海底ケーブルが世界で初めて大西洋に敷設されたのは、ベルが電話を発明する25年も前の1851年。 


電話の前に、何故? と不思議に思う方が多いと思いますが、これはモールス信号送受信用のもの。

しかし当時は技術が未熟で、敷設翌日に切断するなどあまり実用的ではなかったようです。

日米間で本格的な電話用海底ケーブルが開通したのは、東京オリンピック直前の1964(昭和39)年6月。

KDD(現・KDDI)、アメリカのAT&T、ハワイアンテレコム社によって
〝第1太平洋横断ケーブル(Trans Pacific Cable-1 )〟によって敷設されました。


  


 このTPC-1は、世界初の太平洋横断電話ケーブルで、日本~グアム~ハワイの約1万kmに渡って敷設された国家的規模のプロジェクトで、開設時には当時の池田首相とジョンソン大統領が記念通話を行いました。


 


とは言え、当時はまだ138回線分しか容量がなく、料金もバカ高。


平日3分で3,000円以上したそうですが、技術革新やケーブルの増設などで料金は年々下がり1990年には700円、2002年には200円を切るように。

そして現在はPCを利用したスカイプ通話なら無料ですから、まさに隔世の感があります。

しかしそういったPC通話も、基本的には七つの海の底を這うケーブルの光回線を利用しているとのこと。


 


この海底ケーブル、例えば日米間で敷設するとなると現在では数百億~1千億円近い巨額の費用がかかるそうな。


       

           巨大なリールに巻き付けられたケーブル


また台風や地震、時にはサメがかじって切れることもあるそうですが、そのたびに接続作業をしている方がいるのです。


       


普段快適に利用している国際電話も、そういった縁の下の力持ちがいらっしゃるおかげであることを、忘れてはいけませんネ。


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