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117

題記の数字から、皆さんは何を思い浮かべますか?

『時報』、あるいは中高年の方だと、いすずの高級スポーツカー 『117クーペ』 と仰る方が多いと思いますが・・・今日は飛行機のお話になります。 それは


 F-117 ナイトホーク

   Nighthawk =夜鷹


これは、〝世界初の実用的ステルス機〟のこと。

レーダーに捕捉されない、という画期的なこの攻撃機をアメリカ空軍が初めて公開飛行させたのが、今から25年前の今日・1990年4月21日のことでした。


      


この機体、皆さんもニュース等でご覧になったご記憶があると思います。

ステルス(stealth ) とは、「内密」とか「秘密の」という意味で、レーダー等のセンサーから探知されにくい技術を有する軍用機・軍艦などの兵器につけられる総称。

レーダーに捕捉されないステルス技術の開発は、レーダーの使用が始まった第二次世界大戦中から既に始まっていました。

そういう意味でのステルス機は大戦中にイギリス空軍で使用されていましたが、単に木製だっただけ。あせあせ

しかしさすがにジェット機では木製というわけにはいかず、アメリカは1970年代にステルス機の開発を大手メーカーに依頼し、ロッキード社が1976年から実験機 『ハブ・ブルー』 を基にF-117の開発をスタート。

レーダー以外にも、目視・騒音・赤外線探知や飛行機雲の発生によって敵に発見されないジェット機・・・という高いハードルをクリアしなければなりませんでしたが、1981年6月には初飛行に漕ぎ着けました。

(※機体が黒色なのは、夜間目視されないため・・・このことから夜鷹の名がつけられました。)


そして1983年には配備が開始されていたのですが、それ自体も機密事項。

1988年1月にアメリカの軍事雑誌が、F-117の配備をスクープしたことで、国防総省はその10ヶ月後にその存在を公式に認め、1990年4月21日に公開飛行を行ったのです。


実戦では、その翌年に起きた湾岸戦争で活躍。

爆弾が目的物に命中する画像がニュース等で流されましたが、あれはF-117が発射した誘導爆弾だそうな。

戦争終結までまの42日間で1,300回近い出撃を行い、1機も被害が出なかったと言いますから、その能力は抜群だったといえましょう。

しかし軍事兵器の開発は、日進月歩。
このF-117は2008年には退役・・・既に飛んでいません。

次々と新機種が登場し、現在の最新鋭ステルス爆撃機は、F-35。(


     


2年後に実戦配備が予定されているこの最新鋭ステルス爆撃機は、日本の防衛省でも累計42機を購入予定とのこと。

えっ、いくらするんだって?

購入費用は既に2011年度から予算計上されており、4機で395億円・・・つまりは、1機当たり100億円弱。

ただしこれは機体本体だけですから、これに爆弾等を搭載すればもっと価格は上がります。

このお値段が高いと感じるか安いと思うかは、人それぞれでしょうネ。

2005年に公開された米映画 『ステルス』 では、人工知能を搭載した無人ステルス爆撃機エディが登場しましたが、そのうち本当に開発されるかもしれません。

一体、1機いくらになるのやら?うー



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