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最 期

私が今でも愛読している週刊モーニングの人気コミック 『会長 島耕作』。


社長を後進に譲り、今は財界活動を通して様々な社会問題に取り組んでいる島会長ですが、首都圏で昨日発売された最新号では、いわゆる〝終活〟がテーマでした。

物語は、懇意にしていた元総理の葬儀から始まるのですが・・・ここで、皆さんにご質問。

あなたは、人生の最期をどこで迎えたいですか?


 ① 自 宅  ② 子供の家  ③ 老人ホーム  ④ 病 院 

まぁ、中には 「②は死んでもイヤだ!」 という方もいらっしゃるでしょうが、おそらく①と答える方が多いと思います。

かく言う私もそうですが・・・実は、その願いを叶えるのは大変なのです。

元総理は末期がんに侵されながらも緩和医療を拒否し、最期は自宅で庭の桜が散るのを眺めつつ旅立ったことになっていますが、現実にそのような最期を迎えられる方はあまりいらっしゃらないでしょう。

昔のように2世代・3世代同居が当たり前の時代ならともかく、核家族化・親子別居が殆どの現代では、在宅ケアは(高齢の)配偶者かケアサービスに頼らざるを得ません。

また家族が世話をするにしても、最期を看取るにはそれなりの知識と技術、そして覚悟が必要。

具体的なことはコミックの中にも描かれているので省略しますが、戦時中と違って〝死〟を間近で見る機会が殆どない現代人にとって、決して負担は軽くありません。

        


また医療技術の進歩により日本人の平均寿命は延びましたが、その反面生きるより生かされてる方が増えているのも事実。

もし自分が末期がん患者になった場合、延命治療をすべきかどうか?


この点についても、事前に家族に意志を伝える必要があると思います。

本人の意思がはっきり分からないと、家族が精神的・経済的に大きな悩みを抱えることになりかねませんし。


拙ブログ読者の中には 「どうしても自宅から離れたくない」 という年老いた親をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

その気持ちは分からぬではないのですが、それを続ければやがては老老介護・一人暮らしから孤立死を迎えることは必至。

最近弊社でお世話するご葬儀でも、独居老人が自宅で亡くなっているのをヘルパーさんや家族が1日以上経ってから発見した・・・という事例が、以前より確実に増えています。

これは決して他人事ではありません。

もし親が、配偶者が、そして自分が重病に罹ったらどういう医療を受けたいのか? そして万一の事態を迎えた時、どんな葬儀を執り行って欲しいのか?

遠慮することなく家族で話し合い、お互いの意思疎通を図ることが大事です。

人間には、例外なくいつか必ず死が訪れるのですから。

そしてそれがいつ、どういう形でやってくるかは神様にしか分かりません。

何の兆候もなく奇病に襲われ、死にかけた私が言うんですから間違いなし!? うー

少しでも気になる方は、是非今週号の『会長 島耕作』 を読んで、家族との会話のキッカケにしてみてください。

但し、コンビニや書店での立ち読みはNGですョ。


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