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周 回

今日は、クイズからスタートです。

世界で初めてロケットに乗って(というか、乗せられて)地球を軌道周回した動物は、次の内のどれでしょう?

 ① ネズミ   ② イ ヌ   ③ サ ル


正解は・・・・②のワンコ。

今からちょうど60年前の今日・1957年11月3日、ソ連がバイコヌール宇宙基地から打ち上げた


 スプートニク2号
  Спутник-


に乗せられた〝ライカ〟と名付けられたメス犬でした。


       


 宇宙に打ち上げられた生物としては、1947年2月にアメリカが打ち上げたV2ロケットに入れられた綿の種とミバエが最初。

その後1949年6月にサル、1950年8月にハツカネズミ、一方のソ連は1951年1月にイヌを乗せてロケットを打ち上げましたが、いずれも弾道ミサイル。

それらの実験を経て、初めて地球軌道を飛行する人工衛星に乗せられたのが、ライカだったのです。

重さ508kgの人工衛星にはガイガーカウンターや光度計、更にライカのための生命維持装置も搭載されてしました。

(ちなみにメスが選ばれたのは
、排泄姿勢の問題からだそうな。)


 
   
衛星全体写真               衛星下部の拡大写真


とは言え、当初から彼女を地球に帰還させる計画ではなく、パラシュートなど大気圏に突入後安全に着陸させる装備はなし。

打ち上げの7日後に薬殺される計画でした。

今こんな計画を発表したら、動物愛護団体が黙っていないでしょうネ。

しかし切り離しに失敗し、ロケット本体と結合したまま地球周回軌道に乗った人工衛星は断熱材の一部を破損したため、室内温度は41℃にまで上昇。

当初こそ餌を食べる様子が伺えたものの、哀れライカはストレスと熱中症により打ち上げ数時間後に死んでしまったとのこと。


その後も軌道周回を続けたスプートニク2号からの通信は打ち上げから1週間後の11月10日に途絶え、162日経った1958年4月14日に大気圏に突入し消滅。

ようやくライカは荼毘に付されたのです。


       

               ライカを描いた記念切手


その後10匹以上のイヌがロケットに乗せられて周回軌道実験が繰り返されたおかげで、1961年4月12日にガガーリンが史上初の人類宇宙飛行に成功できたのです。


つまり今日は、宇宙科学発展のために犠牲となったライカの命日・・・感謝の気持ちを込めて、冥福を祈りたいと思います。


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