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踊り子
<・・・と言っても川端康成氏のお話ではありません。


今日・9月27日はフランスの印象派画家として有名な


 エドガー・ドガ


の命日・没後100周年にあたります。



1834年に裕福な銀行家だった父親の長男としてパリに生まれたドガは、当初法律を学ばされていました。


しかし画家になりたかった彼は18歳で退学、21歳の時に名門のエコール・デ・ボサール(官立美術学校)に入学して新古典主義の巨匠アングル派の流れを受け継ぐ線描の信奉者ルイ・ラモートに師事。


その年であったアングルらの助言により、彼のデッサン重視のスタイルが確立したといいます。


翌年から3年間イタリアに渡り叔母の家に滞在、ルネサンス芸術を研究したドガは、1865年に歴史画でサロン初入選を果たし、1862年には印象派の先駆者マネと出会うと同派の画家・批評家と交流を重ねます。


人物の動きの瞬間を躍動的に切り取る優れた観察眼と、写真技術や浮世絵から影響を受けたといわれる中心がズレていたり人物の顔が端で切れているなどの大胆かつ奇抜な構図で、主に室内風景を描いた作品が多いことで知られています。


これは彼が網膜に疾患があり、太陽が光り輝く屋外に出られなかったことが原因とのこと。


また踊り子などバレエを扱った作品が多いことも特徴ですが、これは銀行家だった父親のおかげでオペラ座の定期会員になっていた彼が、一般人が立ち入れない楽屋や練習風景を見ることが出来たからだそうな。


                   


しかし1874年に莫大な借金を残したまま父親が他界したため、その返済のために家・財産を売却したりパステル画などを大量に製作する羽目に。


気難しく皮肉っぽい性格だったため生涯独身だったという彼は仲間との衝突も絶えず、更にドレフュス事件に関する発言が元で数少ない友人をも失ったとか。


更に晩年は視力が衰えたため踊り子や馬などの彫刻作品も残していますが・・・1917年9月27日、83歳でこの世を去ったドガの晩年は不遇だったといえましょう。


しかし彼の遺した作品の見事さに変わりはなし・・・フランスが生んだ名画家の冥福を祈るばかりです。笑3


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