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出 土

〝古墳〟というと、世界一巨大といわれる仁徳天皇陵や、1972年に極彩色の壁画が発見された高松塚古墳が有名。

※高松塚古墳に関する過去記事は、こちら。(↓)>
  
https://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10742376142.html


ですが、サイズはそれ程大きくはないものの、未発掘のまま発見されたことで考古学上非常に貴重な古墳があります。 

今から33年前の今日、石棺が発見された


 藤ノ木古墳

が、それ。


     


直径約40m・高さ9mの同古墳は、奈良県斑鳩町・・・あの法隆寺から歩いて行ける距離に位置しています。


〝藤ノ木〟は所在地の字名に因んでおり、6世紀後半に造成されたとみられる円墳。


       

この古墳について、斑鳩町教育委員会・奈良県立橿原考古学研究所が、1985年7月22日から発掘調査を開始。


そして同年9月25日、全長14.5mの横穴式石室の中から、全長2.35m・全幅1.3m・高さ0.97mの朱に塗られた石棺が未盗掘のまま発見されたのです。


    

その後多くの副葬品が発見され、1988年8月には国内の発掘調査史上初めてファイバースコープを使って石棺の中を調査し、同年10月8日には石棺の蓋が開けられました。

埋葬されている2人が誰か? については諸説あるそうですが、北側の被葬者が聖徳太子の叔父で物部守屋の推した皇位継承者候補でありながら蘇我馬子に暗殺された穴穂部皇子、南側が彼が殺された翌日に暗殺された、宣化天皇の皇子ともいわれる宅部皇子という説が有力とか。


時の政権中枢にいた人物だった故か出土した副葬品は金銅鞍金具をはじめ約12,000点に上り、それらは日本の古墳文化研究上価値の高いものとして、一括して2004年に国宝に指定されています。


       


同古墳から200m程離れたところに『斑鳩町文化財活用センター』があり、出土品のレプリカが多数展示されています。(↓)
   
http://www.town.ikaruga.nara.jp/0000000145.html


    

また古墳の内部も月に2度見学ができるようです。(↓)
   
http://www.town.ikaruga.nara.jp/0000000461.html


法隆寺に行かれる方は、是非藤ノ木古墳まで足を延ばしていただき、古代ロマンに浸ってください。扇子


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