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聖 人

この方の名を知らぬ方は、殆どいらっしゃらないでしょうネ。

今や教科書にも載っていますから・・・今日は、その

 マザー・テレサ

   Mother Teresa

の命日・没後20周年にあたります。

彼女は1910年、現在のマケドニアでアルーマニア人の父とルーマニア人の母の間に3人兄弟の末っ子として生まれました。

事業で成功した父親は裕福であり、両親ともに信仰心に篤いカトリック教徒で貧しい人に救いの手を差し伸べていたそうですから、テレサの献身的な生き様や優しい性格が幼少期に形成されたことは、容易に想像できます。

12歳の時点でインドで修道女になることを考えていたといわれる彼女は、18歳でアイルランドのロレト修道士会に入り、その数ヶ月後にインド・ダージリンへ。

1937年に終生誓願を宣立し、シスター・テレサと呼ばれるようになった彼女は、1947年までカルカッタの聖マリア学院で地理や歴史を教え、1944年には校長に任命されました。


そんな彼女の人生を決定づけた出来事が起きたのは、1946年9月・・・休暇のため避暑地に向かう汽車の中で、「全てを捨て、最も貧しい人のために働くように」 という神の啓示を受けた、というのです。

1948年に教皇ピウス12世から修道院外居住の許可を得た彼女は、カルカッタのスラム街に入り、質素なサリーを身にまとってホームレスの子供に無料の授業を開講。

やがて彼女の活動に賛同する人々からの支援が集まるようになり、1950年に修道会 『神の愛の宣教者会』 設立の許可を得ると、彼女はそのリーダーとして〝マザー〟と呼ばれるように。


       

またインド政府の協力でヒンズー教の廃寺院を譲り受けたテレサは 『死を待つ人々の家』 というホスピスも開設。

更に1965年以降は教皇パウロ6世の許可により彼女の活動はインド国外でも認められ、1969年に公開されたドキュメンタリー映画 『すばらしいことを神様のために(Something Beautiful for God )』 と同名の書籍により、彼女の存在と活動は全世界で注目されるように。


1979年にノーベル平和賞、その翌年にはインドの最高勲章であるバーラト・ラトナ賞が授与され、1996年には彼女を含め僅か7名しかいないアメリカ名誉市民に選出されました。


自らの奉仕活動を通じて世界中の人々に献身と慈愛の精神を示した彼女でしたが、年齢という壁は超えることができず・・・1997年9月5日、87歳で天に召されました。

インド政府によって、彼女の葬儀は国葬として盛大に執り行われたそうです。

そして昨年、彼女はカトリック教会最高の崇敬対象であり過去にジャンヌ・ダルクやフランシスコ・ザビエルらが認定された 『聖人』 に。

しかしこれだけ有名になれば、毀誉褒貶はつきもの。

「彼女の美談や名声は、カトリック教会宣伝のためのでっち上げ」 とか 「多額な寄付が集まっていたにもかかわらず、『死を待つ人々の家』は衛生状態が悪く、医薬品も足りず満足な治療が施されいなかった」 などという批判も。

それらが正しい指摘なのかどうか・・・その判断は、皆さんにお任せします。

個人的には、ノーベル賞受賞のインタビューの中で 「世界平和のために私たちはどんなことをしたらいいですか?」 と尋ねられた時の、

「家に帰って家族を愛してあげてください」

という答えに、彼女の思いが込められているような気がしますが・・・。笑3


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