FC2ブログ
17歳 <上>

メーデーの記事を優先したため昨日アップ出来ませんでしたが・・・今からちょうど20年前の昨日、子を持つ保護者を震撼させる出来事が発生しました。 それは、


 豊川市主婦殺人事件


静岡県に近い愛知県・豊川市のとある住宅に夫が帰宅したところ、血だらけで倒れていた妻(64歳)を発見。

その直後、家から飛び出した犯人と格闘して負傷。
犯人がそのまま逃走したため、警察に通報し事件が発覚しました。

    

              豊川市の位置

妻は鈍器で頭部を殴られたうえ、頸部などを刃物で40ヶ所以上も刺されて死亡。

そして翌2日、交番に 「寒くて疲れた」 と名古屋駅前の交番に出頭してきた犯人は、何と17歳の高校3年生でした。

その少年〝
〟は、地元で江戸時代から続く旧家で広大な田畑や山林を所有する資産家に、教師を務める良心の一人息子として生まれました。

しかし彼が1歳半の時に両親は離婚、その後祖父母・父との4人暮らし。

中学まで祖母を〝母ちゃん〟と呼ばされて厳しく育てられた彼は、礼儀正しく成績は上位だったものの、目立たない子供だったとか。


私立高校に進学した彼は大学受験向けの特進コースに入り、成績上位者に適用される奨学金制度を3年連続で受けていたそうですが、その一方で〝死〟に関して非常に関心が高かったとか。

当初は不老不死の薬品の開発を考えたものの断念、その代わりに殺人に興味を持ったといいます。 そして

「殺人の体験をしてみたかった」

彼は、所属するテニス部の選手として高校総体予選に出場した2日後の2000(平成12)年5月1日、「未来のある人は避けたかったので、老女を狙い」高校近くの民家に侵入、犯行に及んだのです。

        
       
 『人を殺してみたかった』 (藤井誠二・著 双葉文庫・刊)

通常、こういった以上犯罪に手を染めるサイコパスは、その予兆として小動物を虐待したり殺害したりして徐々にエスカレートするものですが、少年Aにそういった前歴はありませんでした。

成績優秀で後輩らの信頼も厚かった学校生活と残念な犯行・・・あまりに乖離した人間性から、精神鑑定が実施され、「犯行時はアスペルガー症候群による心神耗弱状態」 だったと認定されました。


アスペルガー症候群とは、対人関係の障害とパターン化した興味や活動の2つの特徴を有するものの、知的発達障害は殆どない、自閉症に似た先天性の発達障害のこと。

この認定により、裁判所は医療少年院送付の保護処分を決定。


毎度のことながら、被害者のプライバシーは実名を含めて報道されたのに少年の実名は明かされぬまま、やがて事件は風化・・・。

しかしこの事件、これだけで終わりませんでした。

                    
・・・・・To be continued!


              人気ブログランキング

スポンサーサイト