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効 果

皆さんは、救急車やパトカーが目の前を走り過ぎた際、サイレンの音が近づくにしたがって高くなり、遠ざかるにつれて低くなる・・・という体験をお持ちだと思います。

今日は、それを数学式で初めて示し、その現象に名を冠されたオーストリア物理学者・数学者・天文学者だった


 クリスティアン・アンドレアス・ドップラー

Christian Andreas Doppler


の命日にあたります。

       


(失礼ながら)ちょっとロボコップのマーフィ巡査に似た風貌のドップラーは、1803年に音楽祭で有名なザルツブルクに生まれました。

父親は石工だったのですが、なぜか息子の彼は生まれつき病弱・・・そのおかげと言っては何ですが、彼は石工になることを諦め、そのおかげ(?)で学問の世界で名を遺すことに。

1822年から4年間ウィーンの工芸学校に通った後、1835年にはアメリカ移住を目論んだものの果たせず、プラハの州立中等学校で数学と会計学の教授に。

1841年にはプラハ工科大学で基礎数学と実用幾何学を受け持つ教授に就任。

その翌年に、『二重星と若干の他の天体の色光について』 と題する論文を発表し、その中で観測される波の振動数が、波の伝搬する媒体に対する波源の運動や観測者の運動に関係すること・・・つまり冒頭の〝ドップラー効果〟の数式を発表。

そしてその3年後、オランダ人気象学者クリストフ・パロットがオランダのユトレヒトでトランペット奏者を列車に乗せてGの音を吹かせ、それを絶対音感を持つ音楽家に聴かせることで音程が変わることを実証し、ドップラーの算式が正しいことを証明しました。

なぜそうなるか?・・・については文系の私には詳しく説明できませんが、下のイメージ図の通り進行方向が音波の振動が詰められて周波数が高くなり、逆に離れていく際はその逆になるため・・・とご理解いただければ。


     


その後彼は、1850年にウィーン大学の物理学研究所の所長に就任。

同研究所では、後に遺伝の法則で後世に名を遺すこととなるメンデルが教え子の一人でした。

 ※メンデルに関する過去記事は、こちら。(↓)



さてこのドップラー効果・・・私のような一般人には音に関することしか実感がありませんが、実は光の世界や原子炉にもドップラー効果と呼ばれる現象があるのだそうな。

してみると、1853年3月17日に49歳の若さでこの世を去ったこの科学者を、私たちはもっと高く評価すべきでしょう。

今後救急車やパトカーのサイレンを耳にした時には、ロボコップ 
ジャナカッタ  ドップラーの顔と名前を思い出してください。笑3

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