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白 黒

今日は1月5日・・・ってことで、語呂合わせから

 囲碁の日

だそうな。

囲碁とは、黒と白の碁石を交互に打って、相手の石を囲って取るなどしながら、地(自分の領域)が多い方が勝ち・・・・という、平たく言えば陣取りゲーム。

将棋は升目の中に駒を置きますが、囲碁は盤上の縦横19×19本の線が交差点に打つのが特徴。


         


このゲームの起源・・・実ははっきりとわかっていないそうですが、少なくとも春秋時代には成立していたようで、『論語』の中に碁に関する記述が出てくるとか。

それが5世紀には朝鮮、7世紀頃に日本に渡来したといわれ、正倉院には碁盤と碁石が収蔵されています。


     


そして室町時代末期からは碁打ちが公家や武将に招かれるなどの専業化が進み、戦国時代には戦国武将たちに大いに好まれたとか。

1578年、織田信長が僧侶・日海に
「そちはまことの名人なり」 と褒め称えられたことが、囲碁界において使われている名人という言葉の発祥といわれ、現在囲碁において最高位とされている〝本因坊〟という称号も、彼に起因しています。

 ※日海に関する過去記事は、こちら。(↓)



そして江戸時代に入ると幕府から家禄を受ける家元制度が成立し、将軍御目見えによめ御城碁が行われるとともに、碁会所が生まれて庶民の娯楽として広まりました。


・・・と言われても、現在日本における囲碁人口は200万人弱だそうですから、打つ人は概算で50人に1人くらい。

拙ブログ読者でも、碁を打つ方は殆どいないかもしれませんが、そんな方も無意識に囲碁用語をいくつも日常使われているはず。例えば、

◆岡目八目


傍から見ている方が、対局者より手が見え八目くらい強く見えることから、当事者より第三者の方がよく事象が見えるという意。

◆一目置く


実力差がある場合、弱い方が前もって何目か石を置くことから、相手を自分より優れていると見做して敬意を払う意。


◆ダメ(駄目)押し

終局後、計算しやすいように駄目(どちらの地にもならない場所)に石を置いてふさぐことから、念を入れて確かめる意。 または勝利がほぼ確定しているのに入れる追加点のこと。

◆八百長


明治時代に八百屋の店主・長兵衛なる人物がいて、大相撲の年寄・伊勢の海五太夫と囲碁仲間だった彼が商品の取引を有利にするため、本因坊と互角の腕前だったのにわざと対戦成績を五分にしてご機嫌をとっていた・・・という逸話から、「八百屋の長兵衛」転じて『八百長』に。 

その他にも、〝布石〟・〝定石〟・〝捨て石〟・〝大局観〟などなど、これらの単語を使ったことがない方は、まずいないはず。

たとえ囲碁を打たずとも、囲碁のお世話(?)になっていることがお分かりいただけるでしょう。

ところで皆さんは、囲碁と将棋どちらがお好きですか?

こんな記事を書いておきながら、私は勝負の白黒がはっきりつく将棋の方が好きなんですけどネ。
あせあせ


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