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育 成

我が愛読誌・月刊『致知』12月号に、非常に興味深い対談が掲載されていました。

「いかに人を育てるか」 というテーマで対談したのは、現在メジャーで活躍している菊地雄星選手や大谷祥平選手を育て、花巻東高校を甲子園出場を重ねる強豪校に育て上げた、佐々木洋(ひろし)・硬式野球部監督。

そしてサッカーの名門・帝京高校から筑波大学に進み、卒業後は地元・熊本の県立大津高校を強豪校に育て上げ、Jリーガーを約50名輩出した、平岡和徳・同校サッカー部総監督のお2人。

    

さすが実績を残してきた超一流の指導者同士の対談だけあって、

◆変化の先の進化を実現する。



◆目指すゴールのない者に進む道はない。

◆一人の先生で人生が変わる。

◆経営に学んだチームづくり

◆一番大事なのは考え方を教えること。

◆スポーツを通して人をつくる。

等々、若者の導き方に関して非常に参考になるお話のオン・パレード。

ジュニアチームの指導者だけでなく、部下を持つ上司の立場にある方にもご一読いただきたい内容でした。

本来なら全てをご紹介したいところですが、その中からひとつだけ・・・。

『日本代表監督を務めたイビチャ・オシムさんの息子アマルが僕(平岡総監督)と同世代で、合宿なんかで話をすると、

「日本では不思議な光景をよく目にする」


と言うんです。 

「あんな暑い中で45分もプレーした選手たちが、15分しかない休み時間にテントに集まり、椅子にふんぞり返った監督から罵声を浴びせられている。 これでは日本のサッカーはよくなるはずはない。」

と。 「ウチは違うょ」と言っておきましたが、確かに日本ではそういうチームは多いんです。

大好きなサッカーをやり終えて気持ちの高まっている子たちには、やはりコミュニケーションをさせて、それを表現する時間を作ってあげることが大事です。

監督はそれを聞きながら、彼らが自分たちの課題やテーマをどこまで自覚しているかを確認する。

それを踏まえて考えを整理したいから、僕は次の日にしかミーティングはしませんし、個々の気づきの量に応じて翌朝から個別に話をしたりしている。』


確かに生徒を立たせたまま椅子にふんぞり返って偉そうに説教したり怒鳴っている指導者をよく目にします。

中には未だに生徒を殴ったり蹴ったりする暴力教師まで・・・。

私が中学時代バスケをやっていた時も、タイムアウトや試合終了後ベンチに行くと、立ったまま先生のアドバイスを聞いてました。 但し先生も立っていましたが。

アメリカのプロバスケット・NBAでは、逆にタイムアウトになるとそれまでベンチに座っていたコーチ陣や控え選手が席を空けてコートに出ている選手を座らせ、疲れを少しでも取るようにしてミーティングするのが当たり前。

    

これを見習ってか、最近の日本バスケ界ではBリーグだけでなく高校・大学の試合でも同じ光景が見られます。

まだ高校野球では、炎天下の中ベンチ前で直立不動で円陣組んでいるチームが殆どですが・・・。

お2人の対談の中には、こんなことも語られていました。

◆学ばない者は教えてはならない。

◆長年の伝統の中にも疑問を持つ。

指導者にこそ常に改革・進歩が必要なのでしょう。

もし皆さんのお子さんが入っているチームの監督が生徒たちを立たせて椅子にふんぞり返っているようなら、移籍を考えた方がいいかも?


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