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今から42年前の今日・1975(昭和50)年1月20日・・・日本プロ野球界、といってもパシフィック・リーグにのみ、新制度の導入が決定しました。

野球ファンの方なら、もうお分かりでしょうが、それは

 指 名 打 者
designated hitter

英語の頭文字を取って、よく〝DH 〟ともいわれますネ。

野球をご存じない方のために簡単にご説明しますと、通常野球は9人で行うものですが、投手を投げることに専念させて、その打順のところに別の〝指名打者〟を入れることが出来る・・・つまりは10人でプレーするというもの。

当然のことながら、このDH制が生まれたのはアメリカ。

1972年に当時投高打低だったアメリカン・リーグでは得点が入らない試合が多く不人気で観客減少に喘いでいました。

そこでアスレチックスのオーナーだったC・フィンリーらがアイデアを捻り出し、翌年からこの制度を導入し、それが現在まで続いているわけ。

そして日本での導入が決まったキッカケは、観客動員というより1人のバッターの活躍でした。

それは、〝日本一の代打男〟と呼ばれた通算27本の代打ホームラン世界記録保持者・・・といえば、中高年プロ野球ファンなら良くご存じであろう、阪急ブレーブスの高井保弘選手。


      


メジャーリーグで導入された翌年、アメリカ人記者の

「あれだけの選手が(一打席だけの代打とは)もったいない。 アメリカに倣って指名打者制度を導入すべき」

という記事が新聞に掲載されたことがキッカケで検討され、人気低迷に喘ぐパシフィック・リーグが採用したのです。

これによってリーグの平均打率は若干上がりました(.247 → .254)し、平均試合時間も約5分短縮。

そして高井選手も指名打者となって1977~79年は規定打席に到達し、78,79年は3割を打って活躍しベストナインにも選ばれました・・・が、残念ながらリーグ全体としては観客動員増にあまり結びつきませんでした。

この指名打者制度、確かに殆どヒットが期待できないピッチャーよりも、強打者が打席に入った方が観ている方は面白いでしょう。

またピッチャーにしても、せっかく好投していてもチャンスに打席が回ってくると代打を出されることはなくなります。

しかし反面、通常なら手抜きでもアウトが取れるピッチャーではなく強打者が打線に入るわけですから、気が抜けないという投手により負担がかかるデメリットもありますが。

実はこの制度、日本では現在プロのパシフィックリーグだけではなくアマの(東京六大学・関西を除く)大学野球でも導入されています。

さて、皆さんはこのDH制・・・賛成、反対のどちらでしょうか?

私自身元ピッチャーでしたが、チームでもクリーンアップ打っていたので指名打者制度には反対です。

ですから、日本ハムファイターズの大谷投手がそのまま打席に入る9人野球で指名打者を送る相手チームに勝ったら、痛快ですけどネ。野球ボール


あっ、DH制だからこそ、大谷選手は毎試合出られるとも言えるか・・・。



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