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返 納

ここ数日は年末年始だったせいかあまり報道されていませんが、高齢者による自動車事故が最近多発しています。

病院やコンビニに突っ込んだり、立体駐車場から転落したり・・・中には残念ながら死者が出た重大事故がありますが、その原因の多くがアクセルとブレーキを踏み間違えたというもの。

これを受けて、高齢者の運転免許の更新システムの変更や、免許証の返納を促す声が高まっていますが、個人差や諸事情によりなかなか進んでいないのが現状のようです。


    

実は、私のオヤジも80歳過ぎまで運転していました。

70歳後半から、帰省するたびに私がオヤジの運転をチェックしていたんですが、正直結構運転は上手かったんです。

ところが数年前、そのチェックをしてまだ大丈夫・・・だと安心してから3ヶ月程経った頃、オフクロから 「お父さんが車をぶつけた」 と電話が。

オヤジは隠したかったらしいんですが、心配したオフクロが相談してきたのです。

すぐに電話口にオヤジを出させて問い詰めたところ、買い物に行ったスーパーの駐車場でブロック塀にぶつけたことを認めました。

しかし状況をしつこく聞いたら、原因は(本人は認めなかったものの)どう考えてもアクセルとブレーキの踏み間違い。

(これは、もうダメだ) と判断した私は、その場で

「もう免許返納しろょ。」

と言ったんですが・・・「いや、車がないと不便だから。」 と言って、ウンといいません。 そこで私は、

「オヤジ、今回は塀を崩しただけで済んだけど、もしそこに幼稚園児とかが居合わせて轢いていたらタダじゃ済まなかったんだゾ。 今後運転し続けて万一人身事故を起こしても、オレは一切関知しないからナ! 自分でケリつけろョ。」

そう脅かして、電話をガチャリ。 

すぐに弟に電話して彼からも強く迫ってもらい、シブシブ返納に同意。
事故車は修理せず、そのままディーラーに引き取ってもらいました。

オヤジは不便だと言っていましたが、長野の片田舎でも車が無いなら無いで何とかなりましたし、その後も増え続ける高齢者の事故のニュースを見て、今では本人も早く返納して良かったと思っている様子。

たとえ免許の更新を1年に短縮しても万全とは言えないことは、オヤジが実証してくれています。

高齢者の肉体的な衰えって、急速に進行しますから。

かく言う私も今は毎日クルマを運転しており、将来自分から免許返納を申し出る決断はなかなか出来ないでしょう。

やはり決め手は、家族から強く返納を迫ることだと思います。

〝転ばぬ先の杖〟といいますが、人身事故を起こしてからでは遅いですから、「ちょっと危ないかも」 と感じたらすぐに返納させた方が良いでしょう。

下手な同情や遠慮は一瞬にして家族を、そして被害者やその家族を不幸に陥れかねませんから・・・。うー


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