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激 突

今日は、中高年の方には懐かしいアメリカの俳優、


  デニス・ウィーバー

 William Dennis Weaver


の命日・没後10周年にあたります。

1924年にミズーリ州ジョブリンに生まれたウィーバーは、幼い頃から俳優を志していたとか。

オクラホマ大学で演劇を学んだ彼は、第二次大戦中海軍のパイロットとして従軍した後に結婚、3人の子宝に恵まれましたが、友人の俳優ロニー・チャップマンの勧めでニューヨークへ。


そしてブロードウェイで彼の代役として舞台に立つと、俳優になることを決意。

アクターズ・スタジオで演技を学びましたが、大した役にありつくことが出来ず、電気掃除機や三輪車のセールスや日雇いの仕事で家族を養う下積み生活が続きました。

しかしその苦しい時期に掴んだ人気TVドラマ 『ガンスモーク』 のチェスター・グード役で高い評価を受け、1959年にエミー賞・最優秀助演男優賞を受賞したことで、一躍有名に。

私自身が彼を初めて観たのは、1975年から2年間NHKで放送された『警部マクロード』。

大人気だった 『刑事コロンボ』 の後番組として放映されたと記憶していますが、ヨレヨレのコート姿だったコロンボと違い、いかにもアメリカ人らしい颯爽とした姿が印象的でした。

        


但し、ストーリーはコロンボシリーズと違い凡庸だったので殆ど記憶していませんが・・・。

彼の出演作品で最も強烈な印象が残っているのは、なんと言っても

 『激突!』(原題 : “Duel ”=[決闘] 1975年)

当初はTVドラマとして製作されたもののその人気ぶりから後に劇場公開されたという、あのスティーブン・スピルバーグの名を一躍世間に知らしめた出世作。

           


平凡というか気の弱そうなセールスマンが、乗用車で強引に追い越した大型トレーラーから執拗に付き纏われるという単純なストーリーですが、ジワジワと襲ってくる恐怖感がウィーバーの好演で観る者に伝わってきます。

たった16日間で撮り終えた低予算ドラマですが、弱冠25歳でこの作品を製作したスピルバーグの才能の凄さを感じさせます。


出演した作品は少ないですが、多くの日本人はこの2作品で十分彼の名を知ることになったはず。

日本のテレビCMにも出演していましたし。

その後環境保護運動にも傾注した彼がコロラド州の自宅で合併症により
81歳で天に召されたのは、2006年2月24日でした。

今宵は、彼の冥福を祈りつつ久しぶりに『激突!』を鑑賞するつもりです。

       


現在では1,000円以下でDVDが入手できますので、まだご覧になっていない方は是非!笑2




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