FC2ブログ
不透明

どの業界にあっても、長くその仕事を続けたり大きな実績を残された方には、叙勲などで名誉が与えられます。

スポーツ界に於いては、〝殿堂入り〟がそれに当たるといえましょうか。

そのルーツともいうべきものに

 野球殿堂


があります。


本家・アメリカでタイ・カップ、ベーブ・ルース、ウォルター・ジョンソン、ホーナス・ワグナー、クリスティ・マシューソンという錚々たる5人の名選手が初めてその野球殿堂入りを果たしたのは、今からちょうど80年前の今日・1936年1月29日のことでした。

ただこの時には、アメリカ野球殿堂博物館 (National Baseball Hall of Fame and Museum )はなく
、ニューヨーク州クーパーズタウンに建設されたのは、3年後・1939年のことでしたが・・・。

   

現在まで、この博物館に名前を刻まれているのは累計で投手77人、野手167人。

また選手だけではなく、監督23人、審判員10人、更に野球発展功労者として33人も含まれています。


殿堂入りの対象となるのは、メジャーリーグで10年以上プレーし、引退後5年以上経過した選手。


その中から毎年25~40人の候補者が対象となり、投票によって選ばれるのですが・・・実は長年野球に携わってきた選手や関係者に取っ手名誉なはずの殿堂入りの選考方法に公平性が欠ける、という批判が以前からあります。

それは、投票権を持つのが、全米野球記者協会に10年以上所属する記者であること。

彼らが毎年候補者の中から最大10名を選び投票し、75%以上の得票を得た者が殿堂入りできるのですが、逆に5%以下の場合はもう殿堂入りの可能性が絶たれます。

つまり記者たちとの人間関係が良くないと、たとえ実績があっても選ばれない可能性があるのです。

更に得票を得た候補者は、更にベテラン委員会の審査にかけられるのですが、ここでも過去に委員の出身チームから集中して殿堂入りした選手が出ています。

そういう批判が強まったことから、ここ数年では委員会のメンバーを定期的に変えるなど、殿堂入りの選考は改良されています。

ただし、これはあくまでアメリカでの話。

日本の殿堂入りの選考は、15年以上野球報道に関わった者(約300人)が30人の候補者から7人までの連記で投票し、全体の75%以上の得票で選ばれる仕組み。

つまりアメリカ以上に記者の感情や好き嫌いで投票行動が変わってしまうのです。

それ故、過去にはかつて三冠王を3回も獲得した落合博満氏が2回も落選したり、原辰徳・前巨人軍監督が昨年落選し選手部門での殿堂入りの可能性が絶たれるなど、首を傾げなくたくなるケースが散見されます。

プロ野球は、ファンあってのもの。

オールスター出場選手もファン投票で決めているのですから、選手にとって一生の名誉となる殿堂入りも、全てとは言わないまでもファン投票を反映させるべきではないでしょうか?

ゴルフ世界殿堂には既に樋口久子・青木功・岡本綾子・尾崎将司の各氏が入っていますが、アメリカの野球殿堂入りした日本人選手は、金網フェンスによじ登ってホームランボールをキャッチするという超ファインプレーを披露した、阪急・山森選手ただ一人。

 ※山森選手に関する過去記事は、こちら。(↓)
   http://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11932742318.html

現在でもクーパーズタウンの博物館では、彼のスーパーキャッチ映像が流されているそうですが・・・果たして第2号の殿堂入りを果たすのは、松井秀喜氏? イチロー選手? それとも、野茂英雄氏?

皆さんは、誰だと思いますか?扇子




スポンサーサイト