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三 八

私がサラリーマン時代に転勤した青森では、「三八(さんぱち)・上北地方の今日の天気は・・・」なんて天気予報が毎日テレビで流れてましたが、今日はその地名(三沢・八戸)の話ではありません。

ただし青森には大いに関係があるんですけど・・・1963(昭和38)年の1月から2月にかけて、北陸・東北地方の日本海側や北日本・岐阜県などに未曾有の大雪が降り続いたのですが、これを気象庁では昭和38年1月豪雪と名付けました。

これは一般的に

 三八豪雪

と言われています。

最近でも、例年より気温が下がる要因として、北半球上空に吹いている偏西風が蛇行することにより北極付近の寒気が日本付近にまで張り出すことがあげられていますが、この時もその現象が起きたようです。

これによって西高東低の冬型気圧配置が長く続き、11月から例年の無く寒い冬になった日本は1月に入って各地で大雪となりました。

特に1月5日、青森では1日に55cm(!)の積雪を記録。
これにより各地ではそれまでの最深積雪記録を軒並み更新。

福井県・福井市で318cm、石川県・金沢市で181cm、新潟県・長岡市で318cm、三条市で245cm、鳥取県・米子市で80cm等々・・・。

そして驚くべきは、南国・鹿児島県阿久根市で38cm、枕崎市で26cmという記録も。驚き顔

その積雪の凄まじさは、写真を見ていただくと一目瞭然。

まずは、こちら。(

        

よく春先に開通がニュースになる立山ルートの雪の壁みたいですが、これは長岡市内の様子なんだそうな。

人の背丈で見比べてもらえば、その高さが分かります。

もう一枚、こちらをご覧ください。(


       

女の子達が無邪気に遊んでいる風景のようですが、彼女らの後ろにあるのは鳥居!

これも長岡市内だそうですが、3cmの積雪で交通機関がマヒする都会暮らしの人間には、ちょっと信じられない光景です。

この時、私の実家のある長野市内でも、1日に60cm積もった日があったとか・・・言われてみれば、膝上まで雪が積もっていた庭で犬みたいに転げまわって遊んだ記憶が微かにあります。

この豪雪によって亡くなった方が全国で228名、負傷者356名。
全壊した家屋753棟、半壊が982棟。
雪解け水で洪水も起き、床上浸水640棟・床下浸水6,338棟。


この時も自衛隊は除・排雪で大いに活躍したそうですが、思うように進まぬ除雪対策として火炎放射器を用いた事もあったとか。

また死亡者の中には、救援物資を運搬した航空自衛隊のヘリが墜落し、搭乗していた10名の自衛隊員も含まれています。


地球温暖化が問題視される昨今ですが、偏西風の風向きひとつでいつまた大寒波に見舞われるか分かりません。

自然の猛威の前に、人間は無力です。うー

今年の冬も、大雪に備えてしっかり準備をしておきましょう!




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